スーパーでふつうに買える「世界一の栄養密度」の野菜とは!?

アメリカ疾病予防管理センターの機関誌で「果物と野菜の栄養密度スコアランキング1位」を獲得するほど栄養が豊富なクレソンをサンキュ!が紹介。
●健康にも美容にも嬉しい「β‐カロテン」
クレソンには、β-カロテンが豊富に含まれるそうです。
β-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれる成分で、クレソンも緑黄色野菜の1種です。
ではクレソンにどのくらいのβ-カロテンが含まれるのか、ほかの緑黄色野菜と比較しながら見てみましょう。
<β-カロテン(μg)/100gあたり>
クレソン :2700
ピーマン :400
トマト :540
ブロッコリー:900
かぼちゃ :1400
ほうれん草 :4200
にんじん :6900
このようにβ‐カロテンを含む野菜の代表格であるにんじんと比べると、クレソンの含有量は少ないです。
しかしその他の野菜を含めて全体的に見ると、クレソンに含まれるβ-カロテンは多めとのこと。
●骨の健康に欠かせない「カルシウム」
クレソンには、骨や歯の構成に欠かせないカルシウムも含まれるそうです。
どのくらいの含有量なのか、先ほどと同様ほかの緑黄色野菜と比べながら見てみましょう。
<カルシウム(mg)/100gあたり>
クレソン :110
ピーマン :11
トマト :7
ブロッコリー:50
かぼちゃ :20
ほうれん草 :49
にんじん :28
●辛味のもととなる「シニグリン」
クレソンの辛味は、アリルイソチオシアネート(アリルカラシ油)によるもの。
このアリルイソチオシアネートのもととなる成分のことを「シニグリン」というそうです。
なお、アリルイソチオシアネートの働きは次のとおりです。
・殺菌効果
・防腐効果
・消化促進
したがって消化促進作用のあるクレソンを肉料理の付け合わせにするのは、栄養面でも理にかなっているといえるそうです。
ぜひ召し上がってみては。
編集者:いまトピ編集部