2025/6/25 13:21

松屋の980円「手が震える」→「絶賛」

松屋

大手牛丼チェーン「松屋」が6月3日からレギュラー化した「うまトマハンバーグ定食」が話題になっていると、アサ芸ビズが伝えている。

《あまりにも期待値が高すぎて触れるのが怖い!》

そんな声がタイムラインに広がっているのだ。

2002年夏に580円で初登場して以来、毎年「夏の風物詩」として人気を博してきたこのメニュー。

価格は長らく580円(税込み、以下同)のままだったが、2018年に630円、2020年に650円へと段階的に改定。2024年夏は830円とさらに値上げし、2025年6月3日からはレギュラーメニュー入りしたものの、価格はついに980円に。

SNSでは

《980円は高すぎる》
《財布と相談しないと手が震える》

といった声があふれたが、

《想像以上のトマトソースの旨味に感動した》
《香ばしい鉄板の音と匂いに心が躍る》

と絶賛するリピーターも。

期待値の高さが「触れられない」ほどの心理的ハードルを生む中、その「怖さ」を突破した者だけが至福の時間を味わっているようだ。

実は、そんな「触れられない」現象は、映画の世界にも。

6月6日公開の大作映画「国宝」は、芸の道に人生をささげた主人公・立花喜久雄の50年を描いた約3時間の大作。ところが、あまりのスケールの大きさと映像美に、

《歌舞伎初心者がついていけるか不安》
《長尺ゆえに中だるみしないか怖い》

との声が上がったが、公開後は

《時間を忘れるほど映像美に圧倒された》
《歌舞伎の奥深さを堪能できた》

といった高評価が相次ぎ、前評判の「怖さ」を払拭した。

期待が高ければ高いほど「裏切られたら損をする」と躊躇してしまうが、最終的にその価値を知るのは自分自身の体験にほかならない。980円のハンバーグ定食も、約3時間の大作映画も、とにもかくにも自らの舌と目で確かめてみる価値があるのかも。

「財布と相談しないと手が震える」松屋の新レギュラー定食「980円」は高いか安いか  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ「財布と相談しないと手が震える」松屋の新レギュラー定食「980円」は高いか安いか | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部