2025/7/19 11:13

猛暑すぎて「水道でカップ麺作れる」→環境省「〇〇の水道水は使わないで」

水道

今回注目したいのは、焼肉店『ホルモンしま田』のX公式アカウントが投稿したポスト。

「最近外の水道で昼頃水出すとお湯が出てSDGsだわ」と、意味深な1文の綴られた投稿には、屋外の水道蛇口から水を流し、ダイレクトに『カップヌードル』に注いでいる様子。

Xユーザーからは「カップ麺作るには、流石に温くない?」「麺が硬い感じになりそう」「流石にそこまで熱くないでしょ!?」「分かる、外の水道水めっちゃ熱い」などの反応が。


水道水が加熱されてしまう原因について、環境省水道水質・衛生管理室の担当者は「浄水場から出る水温は25℃程度であることが多いのですが、気温が高いと原水の水温が上昇し、30℃を超える場合があります」と、回答。

猛暑日でも少し流した後であれば、温度の低い水が出てくると判明。

しかし、じつは「流し始めの水道水を使うべきではない」大きな理由が存在するのだ。

「水道の水質に求められる要件に水温に関する事項はありませんが、水道水として安心して利用して頂くために、水道水中の消毒の効果を維持するため塩素を残すことが法令上定められています」と、前置き。
「一般的に、長時間滞留している(流れていない)水道水は時間の経過によって塩素が減少し、特に水温が高くなると塩素の減少速度も速くなります。そのような観点から、十分な塩素を確保するためにも、屋外の水道に限らず、流し始めの水道水は飲用水として利用せず、散水や洗濯水として利用し、十分に流水したところで飲用や炊事にご利用頂くことを推奨します」

屋外の水道を使用する際は、水温の面からも衛生面からも、流し始めの水を飲まないよう気をつけたい。

以上、Sirabeeからお伝えしました。

日本の夏、猛暑すぎて「水道でカップ麺作れる」と話題呼ぶが… 環境省「流し始めの水使わないで」 – Sirabee日本の夏、猛暑すぎて「水道でカップ麺作れる」と話題呼ぶが… 環境省「流し始めの水使わないで」 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部