麦茶「あれは一番危険なやつ」今知れて良かった

夏の定番の飲み物といえば「麦茶」。17日放送の『Nスタ』(TBS系)では、麦茶を作る際の注意について取り上げ、気をつけるべきポイントを紹介した。sirabeeより紹介する。
ミネラルが豊富で、夏の水分補給に最適な麦茶。作り方は水出し派、煮出し派と意見が分かれるが、伊藤園によるとどちらでも味に変わりはないとのこと。ただ、麦茶本来の香ばしい香りは、煮出しのほうが少し強いという。
どちらで作るにせよ、麦茶には注意するべきポイントがある。
管理栄養士の渥美まゆ美氏によると、水出しで作る場合には、容器をしっかりと洗い、乾燥させることが重要。
同じ麦茶を入れるからと、ザッと容器をゆすいだだけでそのまま作るのは、衛生面から見てNGだ。
一方、煮出して作る場合には、とにかく早く冷やすことがポイントに。
麦茶の主な原料は大麦で、炭水化物が多く含まれている。これが雑菌の元になり、雑菌が増えやすくなってしまう。
とくに、煮出した後の麦茶は30℃前後の温度が危険とのこと。井上貴博アナウンサーは「粗熱を取って、ちょっと置いておいて、『まあ、後でいいかな』なんて(冷やすのを)忘れちゃうっていうのが一番危険です」と説明した。
つまり「常温のまま放置する」のはNGのため、煮出した後に冷めて常温になったら、すぐに冷蔵庫に収納する。
また、「パックを入れっぱなしにする」のは、傷みやすくなるため、きれいな箸などで取り除くとよい。
直接口をつけて飲むタイプの水筒も多いが、口をつけることで雑菌が繁殖する可能性がある。井上アナは「その日のうちに全部飲み切るということを頭に入れていただければと思います」と呼びかけていた。
視聴者からは、「常温保存だめだったんだ…。冷えているのがおいしいけど、ときどき常温麦茶が欲しくなるんだよな」「飲み切るまでパック入れたままで飲んでました」と驚きの声が寄せられている。
編集者:いまトピ編集部