飲食店「5割の人が恥ずかしい」

飲食店での注文は、モバイルやタッチパネル方式を導入するところも増えているが、まだまだ声を張り上げて店員を呼ばなければならない店舗も多い。大きな声を出すのが苦手な人は少なくないようで…?sirabeeより紹介します。
Sirabee集部が全国の10~60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「飲食店で店員を呼ぶのは勇気がいる」と答えた人は、全体で50.0%だった。
意見は半分に分かれており、それぞれの性格が影響しているのもあるだろう。
性年代別で見ると、すべての年代で若干だが女性の割合が高くなっている。女性は、人前で声を張るのが苦手な人が多いようだ。
また男女ともに、年代が上がるほどに割合が低くなっているのも印象的だ。年齢を重ねていくと、大きな声を出すことに抵抗が低くなるのかもしれない。
店員を呼ぶのが苦手な30代女性は、「自分から店員さんを呼ぶのが、とても苦手なんです。声をかけるタイミングがよくわからないし、他のお客さんがいる前で大きな声を出すのも恥ずかしくて…。『すみません』って言ったのに、気づかれなかったときも恥ずかしいですよね」と気持ちを述べた。
タッチパネルなどのオーダー方式がいいようで、「最近はモバイルオーダーやタッチパネルでの注文が増えて、本当にありがたいと思っています。自分でゆっくり選べて、声を張り上げる必要もないので気持ちが楽です。一人で行ったときも注文しやすく、店員さんとのやりとりが最小限になるので助かります」と続けた。
店員を呼びやすい声をしている30代男性は、「自分は、まったく抵抗がないですね。もともと声が通りやすいほうなので、遠慮せずに『すみません』って呼んでいます。この声のおかげで気づきやすいし、待たされるストレスがないのがメリットです」と語る。
感謝されることもあるようで、「一緒にいる人に、『呼んでくれて助かった』と言われることもあります。きっと、自分はそういう役回りだと思っているんです。自分が声をかけることでスムーズにオーダーが通るのなら、率先してやりますよ」とも話していた。
編集者:いまトピ編集部