機内食「ビーフ or チキン」偏ったらどうするの…CAの誘導テクに「感心」

機内食の「ビーフorチキン」って全員分あるの…?
Sirabeeでは、21日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)から、そんな素朴な疑問の対するJALが回答を紹介しています。
JALの現役CAによると、フードロスを防ぐため、すべての乗客に「ビーフ」と「チキン」をそれぞれ一人分ずつ積んでいるわけではなく、両方を合わせて人数分になるよう調整しているそう。
それでも偏りが出ることがあり、そんなときはカップル客に「ひとつずつ違うものをおすすめ」することや、「まだ出ていない方を積極的にすすめる」など、CA全員がアイコンタクトで連携しながら対応。
そのため、注文がどちらかに偏らないようにするのが、CAの腕の見せ所。とくに、海外から日本に帰る便では「チキン(和食)」が人気な傾向があるため、和食の数をやや多めに積んでおくこともあるそう。
それでもなお希望が偏る場合、あるCAは最終手段として、「乗務員のおすすめ」と言いながら、写真の中ですすめたい「ビーフ(洋食)」を指で差し、視覚的にアピール。その後、「チキン(和食)」の説明をしつつ、再び指を「ビーフ」のほうに戻して「いかがなさいますか?」と声をかけるというテクニックを披露。
この“個人の工夫”について、マツコさんは「そうなんだ!」「思わず『じゃあコッチで』って言わせるようにするんだ」と感心した様子。
番組の最後には、スタッフがCAたちに「自分ならビーフとチキン、どちらを選ぶか」を質問。すると、5人中4人が「ビーフ」と回答し、本人たちも「バランスを取るのは難しいですね…」と苦笑い。
「お食事2種類ございますが、どちらも本当においしくておすすめのメニューでございますので、バランスを取ってご希望の食事をお出しできるように努めていくのがモットーでございます」と語っていました。
編集者:いまトピ編集部