41.2℃「最高気温更新した」アソコはややこしくて有名

30日午後、兵庫県丹波市の柏原で、国内観測史上最高となる気温41.2℃を記録した。ネット上では観測された地名の「意外な読み方」が話題になっている。sirabeeより紹介する。
昨今は夏の異常気象が危ぶまれているが、日本の最高記録を塗り替えたこのニュースはネット上でも大きな話題に。Xでは「兵庫・丹波市」「気温41.2℃」、そして「兵庫県柏原」など関連ワードが複数トレンド入り。
また、気温への驚きと同様に「柏原」という地名への反響も相次ぐことになる。
というのも、柏原は「かしわばら」などと読みがちだが、最高気温を更新した地名は「かいばら」と読むのだ。
Xには「かしはらでもかしわばらでもなくかいばら」「かしわばらかーって思ってたけどかいばらっつーんや」「柏原(かいばら)か、かしわばらかと…」など、「かしわばら」ではないことに驚く人々が相次ぐ。
しかし、この“読み方”にはさらに根深い問題がある。じつは、関西には「柏原」という地名が他にも存在するのだ。
最高気温を更新した柏原が属する兵庫県のお隣・大阪には柏原市という市があり、JR柏原駅も存在する。しかし、読み方は「かしわら」と、「かいばら」でも「かしわばら」でもない。
一方、同じ関西圏の滋賀県米原市には、柏原と書いて「かしわばら」と読む地名がある。こちらも同名の駅が存在するが、管理するのはJR東海と、なんともややこしさを表している。
Xには、「関西には柏原(かいばら)柏原(かしわばら)柏原(かしわら)という3つの駅がJRに存在してややこしいことで有名」「柏原だけでもかいばら かしわら かしわばらとか読み方ありすぎて紛らわしいね」といった声が。今回の件で、地名を覚えたという人も多いかもしれない。
編集者:いまトピ編集部