シャトレーゼ「162円のアイス」とある観点で1位

素材にこだわったスイーツが手頃な価格で楽しめると人気のシャトレーゼ。和洋菓子からワインまで幅広い商品が揃いますが、低糖質スイーツも扱っていることをご存じでしたか? 今回は管理栄養士の猪坂みなみ先生に、暑い夏にぴったりな「糖質カットアイス」の特徴やおすすめを教えてもらいました。スーパーマーケットファンより紹介します。
■低糖質スイーツの栄養素的な特徴
――低糖質スイーツの栄養素的な特徴を教えてください。
猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 低糖質スイーツは、糖質の含有量を抑えつつも、甘さや美味しさを楽しめるよう工夫されているもので、近年の健康・ダイエット志向を背景に誕生しました。
砂糖などの代替として、人工甘味料や天然由来の甘味料を使用し、糖質の過剰摂取による血糖値の急激な上昇を抑えることを目指しています。
また、カロリーや脂質の調整も併せて行われている場合が多く、健康志向の方やダイエット中の方にとって魅力的な選択肢となっていますね。
■「糖質75%カットのアイス チョコバニラバー」(91円)の栄養素的な特徴
――「糖質75%カットのアイス チョコバニラバー」について、栄養素的な特徴を教えてください。
猪坂 バニラアイスの周りを、チョコレートでコーティングした、バータイプのアイスです。1本あたり、糖質(マルチトールを除く)は3.6gと非常に少ないのが特徴ですね。エネルギーも122kcalと、一般的なチョコバーよりも低カロリーです。
チョココーティングのされていない商品と比較すると、やはりチョコレートの分脂質が多くなるので、脂質もできるだけ摂りたくないという人は、チョココーティングなしの商品を選ぶと良いでしょう。
■「糖質70%カットのアイス 京都宇治抹茶」(162円)の栄養素的な特徴
――「糖質70%カットのアイス 京都宇治抹茶」について、栄養素的な特徴を教えてください。
猪坂 京都宇治抹茶は、1食あたりの糖質(マルチトールを除く)が5.0g、エネルギーは78kcalと、ほかのアイス同様に低糖質・低カロリーです。
特に注目したいのは、食物繊維が7.5gも含まれている点。成人女性の食物繊維摂取目標量(18g/日)のおよそ4割を、このアイス1つで補える計算になります。
食物繊維には、腸内環境を整える働きや便通の改善などの効果が期待できます。甘いスイーツを楽しみながら食物繊維もしっかり摂れるのは、とても嬉しいポイントですね。
■管理栄養士が選んだのは?
――猪坂先生ならどの「糖質カットアイス」を選びますか?
猪坂 この4品を比較すると、たんぱく質と食物繊維の両方を最も多く含んでいる点で、「糖質70%カットのアイス 京都宇治抹茶」が特に魅力的だと感じました。
抹茶の香りには、心を落ち着かせるテアニンや、気分をほっとさせるピラジンなどが含まれているので、リラックスしたいときにはうれしいスイーツですね。
詳しくはスーパーマーケットファンをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部