エアコン「室外機」〇度超えると「キケン」日よけカバー逆効果にも

エアコンの室外機についてSirabeeが紹介。
連日のように各地で猛烈な暑さが続くなか、東京・江東区の栄電気代表の沼澤栄一氏によると、猛暑が原因でエアコンの室外機の故障が増加し、修理依頼も相次いでいるとのこと。
沼澤氏によると、外気温が高いとモーターに負荷がかかり、故障につながる可能性があるそうです。
実際にサーモカメラで測定してみたところ、室外機本体がかなり高温になり、周辺のアスファルトと同じような温度に。
JIS規格では、室外機が耐えられる外気温は43℃とのことだが、最高気温が35℃前後の日でも、室外機の周辺温度が40℃を超えるケースもあるとのこと。
外気温50℃まで対応しているモデルも近年販売されているが、とくに10年以上使用しているエアコンは注意が必要。修理を依頼してもすぐには対応してもらえないことも多く、故障を防ぐにはどのような対策をすればよいのかについては…
最近の定番となっている、アルミフィルムなどの室外機の日よけカバーについて「あれが効果がないですね。逆効果もありますね」と話す。「天板だけじゃなくて、(室外機を)囲っちゃってて、風の流れが悪くなる」と説明。
また、室外機にすだれをかける対策をしている人もいるが、「すだれもバーって(覆って)やっちゃうと、風の動きが悪いでしょ」と指摘。
室外機の適切な対策について「(室外機に)直接より、日陰を作ってあげるイメージでね」とのこと。
さらに、「室外機の後ろも、掃除をたまにはしたほうがいいと思いますね。動物の毛が入ったとかね。あと、ベランダなんかで、洗濯物をパンパンって叩いた糸くずとか、ああいうのを吸っている場合があるので、たまには室外機の後ろをのぞいて、掃除したほうがいいと思います」と語っているそうです。
ぜひ参考にしてみては。
編集者:いまトピ編集部