ガソリンスタンド「謎の溝」おどろきの役割に「しゃーない」「知らなかった」

世の中には「存在するのが当たり前」すぎて、その理由や役割について、全く意識しないトピックも珍しくないですよね。
以前ネット上では、ガソリンスタンド内で必ず目にする「ある設備」の理由をめぐり、驚きの声が上がっていました。
「このまえ自転車乗ってたら、ガソスタによくあるこの溝に引っかかってコケた」
そう綴られた投稿には、ガソリンスタンドの敷地を分ける境界線のように引かれた「溝」の写真が添えられていました。
こちらの投稿に対し、東京都港区にある「たけ内科 新橋駅前院」の院長・竹内翔祐氏が引用リポストにて「これ、ガソリンこぼした時に広がらないようにするための法的に必要な溝だから堪忍な」と反応。
これを見たネットユーザーからは「知らなかった…」「自転車をコケさせるためのものと思っていました」「クレームを受けても、決して撤去しちゃ駄目なやつだ」「そんな重要な理由があるなら、しゃーない」など、驚きの声が寄せられていました。
ガソリンスタンド、およびサービスステーションを運営する企業としては国内最大手の「ENEOS」に話を聞いてみた結果・・・
同社からは「消防法の定めにより、給油所内の漏れた油や洗浄水等が、敷地外や公共下水に直接流出しないように排水溝が設けられています(危険物等の流出防止措置)」との回答が。
ガソリンスタンド内にある「溝」の役割について、総務省 消防庁 危険物保安室の担当者は「給油取扱所内でガソリン等が漏洩した際に、給油取扱所敷地外(道路側溝や公共下水道等)に流出を防止すると共に、溝を通じて給油取扱所に設置されている貯留設備に流す役割となります」と、分かりやすく説明してくれました。
まだまだ知らない当たり前の光景がありそうですね。
以上、驚きの情報をSirabeeが伝えています。
編集者:いまトピ編集部