2025/8/22 21:05
『崖の上のポニョ』宗介が母親を“名前で呼ぶ理由”は…「より好きになった」「今後の日本のあり方なのかも」

22日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、2008年公開のスタジオジブリ作品『崖の上のポニョ』を放送。
Sirabeeでは、主人公の親子関係について、編集部が行った調査データとともに深堀りしています。
主人公の宗介は、老人ホームに勤める母・リサと、船乗りの父・耕一の3人家族。
宗介が両親のことを「リサ」「耕一」と名前で呼んでいるのが印象的ですよね。
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「おそらく、母であるリサがそう呼ぶように宗介を育てている」と宮崎駿監督の意図を推測し、「家族間であっても一個人として自立すべきということの象徴なのだと思います」と答えていることが、様々なメディアで紹介されています。
鈴木プロデューサーは「(宗介とリサのような親子は)もしかすると、今後の日本の家族のあり方なのかもしれない」とも話しており、確かに家族の形も多様化していますね。
“親を名前で呼び捨てなんて考えられない”と思う人もいる一方で、同作を観て「リサが親としての仕事しながらも一人の人間として宗介を信頼してるんだなと思う。
そういうの考えると宗介がリサを名前で呼ぶのいいなと思うの」「『リサ』『耕一』って呼ぶ理由を知ってこの作品がより好きになった」という声も。
劇場公開から17年、大人になって改めて鑑賞すると、以前とは違った印象を受けるシーンもあるかもしれません。
編集者:いまトピ編集部