セブン「354円のカップ麺」感動レベルの逸品

コンビニチェーン最大手の「セブン-イレブン」。
同チェーンで販売されている有名店監修のカップ麺5種類をグルメライターが実食、ランキング形式でご紹介します。
“専門店と同等以上の味・品質を追求”しているという高級ライン「セブンプレミアム ゴールド」のカップ麺5種類はこちら。
・飯田商店 ワンタン入りしょうゆらぁ麺 354円
・山頭火 旭川とんこつ塩 354円
・中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん 354円
・一風堂赤丸新味 博多とんこつ 354円
・すみれ 札幌濃厚みそ 354円
いずれも、有名店やチェーンの監修を受けた商品となっており、価格は一律354円。カップ麺としては若干高めの値段設定です。
これらの5商品を、「麺」「スープ」「具」「満足度」の4つの指標について、それぞれ5点満点で評価し(合計20点満点)、ランキングにしました。
◾️第5位:中華蕎麦とみ田 濃厚豚骨らぁめん(354円)
調理前には、調味オイルが2種類と後入れスープというこだわりの陣容に期待が高まったものの、実食してみると、豚骨の風味もさることながら塩気がかなり尖ったスープにノックアウトされてしまい、ちょっと微妙な評価に。
麺はコシがありながらも歯切れのよいものとなっており、豚骨ラーメン3種の中では出色。濃口の豚骨ラバーの人であれば、かなりハマる味わいなのかも。
◾️第4位:山頭火 旭川とんこつ塩(354円)
さまざまな出汁の味が強く出ているミルキーなスープで、口に入れたときは好印象。しかし、豚骨の風味が比較的強く、臭みもしっかりあるのが個人的にはちょっとマイナス。
麺は良くも悪くも普通のノンフライ麺といった感じで、こちらはあまり感想なし。
◾️第3位:すみれ 札幌濃厚みそ(354円)
濃厚な味噌の風味と強いうま味を感じつつも、あとからフワッと山椒の香りが追ってくるスープは、これをご飯にかけたりしても間違いなくおいしいと思う絶品。
麺は少しゴワゴワした食感だったのと、ひき肉やねぎ、メンマなどの具材がちょっと寂しく感じてしまったのがネック。好みの具材を自分で追加すると、よりおいしく食べられそう。
◾️第2位:一風堂赤丸新味 博多とんこつ(354円)
最も正統派な豚骨ラーメンながら、万人がおいしく食べられるぐらいに風味が抑えられたバランスのいい豚骨スープと、博多ラーメンらしいパツンと切れるような食感の細麺の相性が抜群で、全体的に調和のとれたラーメン。
調理後の撮影に少し時間がかかってしまったことから、後半は麺のコシがかなり失われてしまったので、あまり時間をかけずに食べることをオススメします。
◾️第1位:飯田商店 ワンタン入りしょうゆらぁ麺(354円)
シンプルでありつつもさまざまなうま味が感じられる奥深い味わいのスープや、ワンタンとチャーシューが両方入っているという豪華な具もさることながら、モチモチ感とコシを両立した麺が感動レベルのおいしさ。
やっぱりラーメンって、麺を食べる料理なんだよなあ……」としみじみ思ってしまう逸品で満足度もMAX、文句なしのベスト!
以上、「セブンプレミアム ゴールド」のカップ麺5種類をランキング形式でご紹介しました。
「飯田商店 ワンタン入りしょうゆらぁ麺」に関しては、もはやカップ麺の領域を超えた麺のおいしさに感動。今後リピートだけでなく、周りの人へもオススメしていきたいレベル。
皆さんもお気に入りの一杯を探してみてはいかがでしょうか。
以上、スーパーマーケットファンからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部