田園都市線「脱線事故の遅延証明書」がヤケクソ…「限界突破してるやん」

東急電鉄田園都市線 梶が谷駅付近で5日に発生した列車の衝突事故の影響で6日、一部区間で田園都市線の運転見合わせが発生。計1,107本が運休し、約65万2,100人に影響したとされる。
そんな中、Xではとあるポストが話題に。
「これは渋谷駅のヤケクソ遅延証明書」
そうポストしたのは、Xユーザー・ゆずりんごさん。
ポストには、前出の事故の影響で列車が遅延してしまったことを示す遅延証明書の写真が添えられていたのだが…。
注目すべきは「遅延時分」の項目。
「これは渋谷駅のやけくそ遅延証明書
遅延時分脅威の999分」
遅延時分はなんと「約999分」!
この「999」は多くのネットユーザーにとって「遅延証明書のカンスト」として映ったようだ。
ちなみに「カンスト」とは「カウンターストップ」の略。
通常RPGなどのゲームではキャラクターのレベルの上限は99、力や素早さなどの各種パラーメーターは999に設定されていることが多く、「これ以上、レベル・数値が上がらない」という限界値のことをゲーマーの間では「カンスト」と呼んでいる。
転じて、ゲーム以外の場面でも「膨大な数値」や「これ以上しても無駄」といった状況を現すため、スラング的な意味合いで「カンスト」が使用されるケースも。
ポストは瞬く間に大反響となり、
「ヤケクソすぎて笑った」
「カンスト遅延証明書、カッコいい。レアアイテムみたい」
「限界突破してるやん」
「これ以上レベルアップしないんだ」
と、驚きの声が続出していた。
そこで今回は、東急電鉄株式会社に、当該の遅延証明書の詳細について話を聞いてみることに。
やはり表示内容は証明書としての「カンスト」数値だったようで、担当者は以下のように回答。
「最大値が999分であり、それ以上の遅延については機械の仕様上、全て999分で表記されます」
また、7日16時半に行った取材にて、
「現在、田園都市線・大井町線は初電から通常通り運行しております。運輸安全委員会の調査結果も踏まえて対策を検討し、二度とこのような事故を起こさないよう、再発防止策を徹底してまいります」
とコメントしていた。
以上、詳細はSirabeeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部