2025/10/21 19:14

廃品回収員「仕事ぶりに感激した老夫人」から「プレゼント」もらい、スゴい展開に「すばらしいお話だ」「かっこええな」

プレゼント

ある廃品回収からの物語をBUZZmagが紹介。

「ウチの自慢の姻戚(夫の従弟)のお話をしたい。姻戚(白人英人)一家は勉強にご縁がない。この従弟もご多分に漏れず思春期の頃グレて上半身は入れ墨だらけ、何の資格もとらずに義務教育を終えた後しばらくプー太郎した後廃品回収業を自営しはじめた。プー太郎だったが心の優しいところのあった彼は(続」
「ご近所のお年寄りが家の大掃除したり不用品処分したりを体を張ってよく手伝っておりそこから徐々にこの商売に入っていったのである。で結婚もして子供にも恵まれた。ある日年老いた未亡人が亡き夫の書斎を空にしてほしいという依頼をしてきた。ので従兄はその書斎の大量の本を古本屋に売ったり図書館に」
「寄贈したりして大奮闘した。その仕事ぶりに感激した老夫人がその書斎の一つの棚にあった本全てを彼にプレゼントしてくれた。「ここにある本はとても値打ちのあるものだから貴方にあげる」と。実は彼女の亡き夫というのは名高い18世紀英文学の研究者だったのである。」
「で、値打ちのある本の山をもらってしまった従弟、その一冊を読み始めたのである。で。はまってしまった。どーしてもこの世界をもっと知りたい!で、そこから仕事の傍ら猛勉強はじめて大学入学資格を得てイングランド北部の大学の2部に入学。さらに続けてその大学で博士号を取ったのである。」
「博士号までとったが廃品回収の仕事をずっと今も続けている。ときどき学会で発表したり論文書いたりもしたけど「俺は文学が好きな廃品回収業者」と自負していてしかし自分の人生を大きく変えたあの「出会い」には感じ入るところがあるらしく今地域のボランティアで子供~お年寄り向きに講演したりも。」
「というわけで姻戚中で大学出たのは彼とウチ夫婦だけ。しかしこの彼、入れ墨だらけで禿頭で見た目めっちゃ怖い。しかし姻戚の集まりで学会並みのつっこんだ話ができる。がオフィシャルな肩書は廃品回収業経営。」

凄いですね。この話題に対しネットは

●やっぱ感動がひとを動かす力ってすごい。変わらず仕事もつづけているところも素敵

●そこから大学に通うまでを支えた家族や周りの人々もすごい。優しい人だからこその支えだったんでしょうね

●かっこええな。勉強の意義、大学の意義、考えさせられるね

●現実は小説よりも奇なり……すばらしいお話だ……

などの声が集まりました。胸が熱くなりますね。

ある廃品回収員が、客から書斎の本を譲り受けた結果…マジか | BUZZmagある廃品回収員が、客から書斎の本を譲り受けた結果…マジか | BUZZmag

編集者:いまトピ編集部