物価高「将来のお金が不安すぎる」銀行に預金しても…

ここ数年、スーパーでの買い物や公共料金の請求書を見るたびに「また上がってる…」と、ため息をつく人も多いのではないでしょうか。給与の伸びが追いつかない中で、将来へのお金の不安は現実味を増すばかり…。とはいえ、中には地道に金策をしている人もいるでしょう。
そこでSirabee取材班は、実際にはじめたお金の対策について聞いてみました。
「コロナ以降さすがに将来が不安すぎて、旦那には内緒で毎月5,000円~1万円ほど自分の口座に貯金をしている。60歳になるまで絶対に手を付けないと決めてコツコツ頑張ってる。
とはいえ、もし家族が大きな病気をしてお金が必要になったらすぐ出すとは思うけど。そういう“いざ”というときのためにもやっぱり現金での貯金って大事」(30代・女性)
「今はYouTubeで簡単にお金の勉強ができる。少しは金融知識をつけた方がいいのかなと、隙間時間に気になる動画を見て勉強。
あと投資。ただタンス貯金をしていても増えない。銀行に預金しても低金利で増えない。だから投資も勉強して、将来のために蓄えを作ろうかなと数年前に投資信託をはじめ、順調に増えていて、前よりもお金の不安は減ったから気持ちがラク」(20代・女性)
「結局は固定費の見直しが1番だと思う。格安SIMに変えて、サブスクもほとんど使っていないやつは解約。車も全然乗ってなかったから売って、必要なときは近所のレンタカーを借りている。ホントお金が浮いた!
今は、もっと家賃の安い家に引っ越そうか考え中」(30代・女性)
物価高という現実を前に、私たちが感じる“お金の不安”は、もはや一時的な感情ではなくなってきています。けれど、その不安は「行動する力」にも変えられます。家計を見直し、無理のない範囲で未来に備える…それだけでも、数字以上の安心感が生まれるのではないでしょうか。
編集者:いまトピ編集部
