2024/2/1 14:23

予算1日1000円の『ケチケチ生活』をやってみた結果・・・まさかの結末に「マジですか」「やってみるしか」「ケチ上手に俺はなる!」

お金

74歳の小笠原さんは、予算1日1000円のケチケチ生活を30年近く続けている。

「幼い頃から物を買うよりお金を貯めることに関心があり、お小遣いをもらうと郵便局に走ってコツコツ貯金をするような子どもでした(笑)」

それは大人になっても変わらず、京都では1日300円しか使わない生活に挑戦したこともあるという。

「どのくらいお金を切り詰められるか? ゲーム感覚でしたが、お米さえも買えませんでした。1日500円生活も試しましたが、やはり暮らしは成り立たず……。40代で1日1000円生活に落ち着きました」

遊び感覚でケチ道を楽しんでいた若い頃と違い、本気で節約をしようと思ったのは老後への不安からだ。40歳から国民年金に加入していたが、公的年金受給額は少ない。少々の貯蓄ではやっていけなくなるだろうという思いがあった。

「無駄を省く、再利用することは、資源を節約する、環境に優しい生活でもあります。そこで節約(ケチ)で環境に優しい(エコロジー)生活を、語呂よくケチカロジーと名づけました。どうやって1日1000円で楽しく暮らすかと工夫し、今日もケチカロジーができたと思うと嬉しくなります(笑)」

1日1000円生活を実現するために「今日、使うお金」として千円札をお財布に入れて出かける。実は予備としてクリップで留めた千円札もお財布に忍ばせているのだが……。

「倹約ばかりではストレスがたまりますから(笑)。ときには予算オーバーになることも。そんなわけで1日1000円を超える日もあります。ある日の出費が1500円だったら翌日は500円以内に。2000円を使ったら翌日は出費ゼロを目指して家から出ない。1カ月平均して、1日1000円の生活をしています」

現在の年金額は家賃にも満たないので、家賃や光熱費等の固定費は別会計で、貯金から出しているという。

以上、マチュアリストから紹介しました。

予算1日1000円で暮らす小笠原洋子さん74歳。ケチケチ生活でも「悠々自適」というその訳は?[前編] | マチュアリスト|ページ 2/2予算1日1000円で暮らす小笠原洋子さん74歳。ケチケチ生活でも「悠々自適」というその訳は?[前編] | マチュアリスト|ページ 2/2

編集者:いまトピ編集部