トイレットペーパー「シングル派?ダブル派?」日本人の6割が「選ばない方」が実は丈夫で破れにくい「1枚と2枚の差だけじゃないんだ」

トイレットペーパーのシングルとダブル。
1枚重ねと2枚重ねの差でしょ?と思っているそこのあなた。
実はまだまだ違いがあるんです。
◾️シングルとダブルの違い
トイレットペーパー「エリエール」を製造販売する大王製紙株式会社の公式サイトにはこんな説明があります。
「シングルは、ダブルと比べて1ロールあたり約2倍の長さとなっています。また、1枚の紙でダブルと同程度の丈夫さが求められるため、1枚あたりで見るとダブルよりも丈夫で破れにくい設計となっています。」
「ダブルは、2枚重ねでシートを形成しており、シングルより厚くやわらかいのが特長です。なお、エリエールのトイレットティシューは、1枚ずつエンボス(型押し)加工するダブルエンボス技術を採用しており、型押しした凸部が向かい合わせとなるように重ねています。」
「そのため、表面がなめらかで、シートとシートのあいだに空気の層を挟み込むことで、ふんわりとした肌触りとなっているんですよ。」
シングルとダブルはどちらにもいい点があります。
ちなみに同記事によると、日本では圧倒的にダブルが人気だそう。
国内の販売金額ではシングルが約3割、ダブルが6割以上と大差がついているそうです。
◾️コスパがいいのはどっち?
「シングルでもダブルでも、1回に使用する長さが同じだった場合、シングルは1ロールあたりの長さが長いので、ダブルよりも経済的に使用できる可能性があります。」
「ですが、ダブルはやわらかいだけでなく、水分の吸収性も高いのが特長。そのため、1回あたりの使用量が少なくなり、1ロールを使い切るまでの期間はシングルでもダブルでもほぼ変わりません(大王製紙調べ)。お好みの使い心地でお選びください。」
1ロールあたりの長さが違うのに、使い切るまでの期間が変わらないのは驚きですよね。
◾️好みはどちら?
一概に「こっちのほうがお得」とはいえないようです。
やわらかな使いごこちが好きな人はダブルを選ぶことが多いのではないでしょうか。
毎日使うからこそ、トイレットペーパーの使用頻度や使い方、使い心地の好みなど、自分にあったトイレットペーパーを見つけてみてはいかがでしょうか。
編集者:いまトピ編集部