2024/2/2 13:20
山芋「生で食べると・・・」

皮膚もノドもうるおう薬膳食材「山芋」の美容効果を「アサジョ」が紹介しています。
山芋は消化酵素を含むので、胃腸の働きを助けてくれます。また、山芋に含まれるムチンというねばねば成分は、粘膜を保護する性質があります。冬はのどや鼻の粘膜が乾燥しやすくなるほか、冷えや年末年始の暴飲暴食もたたって胃腸の働きが弱くなりがち。胃腸も粘膜でおおわれているので、粘膜の保護効果が落ちると物理的にバリアがなくなるのでウイルスも侵入しやすくなってしまいます。意識的にねばねば成分を摂ってあげることで、傷んだ粘膜を保護して保湿してくれます。また、山芋はレジスタントスターチという難消化性のでんぷんをふくんでいるので、血糖値があがりにくく、イモ類の中ではダイエット向きの食材。レジスタントスターチは冷たいほうが効果を発揮するので、生のまま食べると最大限効果を発揮します。山芋は生食でも食べることができる食材なので、ダイエットメインで摂取したい方は、長芋の漬物やすり下ろしなど、生でいただくとよいでしょう。
編集者:いまトピ編集部