PayPayの罠…「ご利用を制限しております」で決済エラー、意図的に制限ってマジ?「現金持ってないと怖いな」「そんな制限あるの」「意図的ってやだ」

飲食店で食事後にQRコード決済サービス「PayPay」で支払いをしようとしたところ、「多くのお客様のPayPayでのお支払いが集中しているため、ご利用を制限しております」というメッセージが表示され使用できない事象が発生しているようだ。一部SNS上では「PayPayの罠」として
<食い逃げ>
<そんな制限あったの>
<そんな事あるんだ怖い>
<コンビニで買い物してグラタン温めてもらった時Paypay使えなくて現金も持ってなくて困りました>
などと話題となっている。もし仮に支払い手段がPayPayしかない場合は支払いができないという状態に追い込まれるが、なぜこうした現象が起きるのだろうか。
PayPay公式サイト上の「ヘルプ」によれば、チャージや支払い時に「現在ご利用を制限しています」と表示されエラーになる原因として以下が記載されている。
・一定期間に同一金額でチャージをしようとした場合
・一定期間に同一金額および同一店舗で支払いをしようとした場合(必ず取引履歴で決済状況をご確認ください。)
・取引審査の監視に該当した場合
公式サイトをみる限り、冒頭で紹介した「お支払いが集中しているため」という理由での利用制限については説明されていない。2日にはNTTドコモの「d払い」で午後12時4分頃~午後1時8分頃というまさにランチタイムに障害が発生し、多くの人が影響を受けたが、なぜこうした事象が起きるのか、ITジャーナリストの山口健太氏はいう。
「QR決済アプリはサーバー側と通信をすることで支払いに必要な情報を取得しています。スマホの通信回線やクラウドなどのインフラに依存した仕組みであり、そのどこかで障害が起きれば使えない場合が出てきます。最近ではd払いやau PAYも短時間使えなくなる障害を起こしており、各社に共通する課題といえます。
ランチタイムなどの利用増は想定の範囲内ですが、1月24日に発生したPayPayの障害では利用が集中した際にPayPay側で意図的に利用制限をかけたようです。こうした制限は利用者にとっては不便ですが、支払い時にエラーが発生すると店舗との間で払った・払ってないといったトラブルになる恐れがあるため、利用自体を制限したほうがマシという判断でしょう」
やはり、QR決済のみしか支払い手段を持っていないというのは危険なのか。
以上、ビジネスジャーナルから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部