2024/2/25 19:39
アニメ業界、監督もスタッフも全員が『素人』最悪の現場が続出していた・・・「悲惨すぎる」「キャパオーバーもいいとこ」「もはや悲しい」

日本産のアニメーションといえば、平均的なクオリティが高く、国内外でも絶賛されている世界に誇るカルチャーだ。そんなアニメ制作現場の悲惨な現状を綴った以下のコメントがX(旧Twitter)上にポストされ(すでに削除済)、一部で話題を呼んでいる。
<ここ二年ほど大炎上してる現場のヘルプに名前を伏せて何回か入ってるけど、進行、演出、監督、アニメーター全員が素人で編成されててこれでなぜアニメが作れると思った?というレベルの現場が出てきている。誰もフローチャート書ける人が居ない。人手が足りてないのではなくそもそもプロが居ない現場>
「かつてのアニメ業界は、契約書なしに同業者内で原画を発注・受注し合うという村社会的な暗黙のルールで動いてきました。それでも昔は、お互いが顔見知りのような狭い業界で、制作本数が多くなかったこともあり業界は回っていましたが、今のように業界全体で制作本数が増え、SNSで素性もわからないような人に発注することが増えてくると、守秘義務契約書すらもないのは時代遅れもはなはだしいです。先日もとある制作会社がSNSで中学生に原画を発注したと大騒ぎになっていましたが、常識を疑います。
今後のアニメ制作会社は、コンプライアンスを遵守した上で、50、60代のアニメーターや演出のベテランをうまく活用して育成に本腰をいれないと、受注した作品を作り上げることすらできなくなっていくでしょう」(同)
日本は世界的に見てもアニメ業界のトップランナーだったが、そう遠くない将来、その地位が揺らいでしまうのかもしれない。
詳しくは、ビジネスジャーナルをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部