2024/2/29 19:50

サッカー「ブルーカードでも作るか」→関係者がブルーに…「改悪」「クソルール」「理解に苦しむ」

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サッカーの試合で用いられる「カード」といえば?
一発退場のレッドカードと二度目の提示で退場のイエロカードの2種類が思い浮かぶだろう。
だが、現在これに新たなカードが加わる可能性があるようだ。

競技規則の決定機関である国際サッカー評議会(IFAB)が検討中なのは「ブルーカード」。

対象となるのは、得点に結びつく可能性のあるプレーへのファウルや悪質なテクニカルファウルなど。
さらに審判に対する過剰な抗議、侮辱行為でも提示されるという。

二度目の提示、またはイエロカードと1枚ずつの提示で退場となるが、大きな違いは1枚目の提示でも10分間の一時退場処分となる点だ。

その場合、当該選手は「シンビン」と呼ばれるピッチの外にある箱状のスペースの中からゲームを見守らなければならない。

実はこの「シンビン」、アイスホッケーやラグビーでは知られたルール。
サッカー界でもイングランドでは男子が9部、女子は3部以下のリーグでそれぞれ運用されている。
英国メディアは、来シーズンのFAカップで試験導入される可能性が高いと一斉に報じている。

これに対し、『突然、新しいルールを導入しようとする緊急性を理解するのに苦労している』と語るなど多くの監督は反対の姿勢のようだ。

近年のサッカー界の新ルールとしてビデオアシスタントレフェリー(VAR)があり、すでに当たり前のように受け入れられているが、同ルールの導入前とは比べ物にならないほど風当たりが強い。

「VARはミスジャッジを減らすのが目的だったため、関係者からも概ね好意的でした。しかし、ブルーカードによる選手の一時退場や10分後の復帰は、フィールドプレーヤーの数が増減するので試合の流れがその都度変わることになります。得点シーンは今まで以上に増えるかもしれませんが、ネット上では《改悪》《クソルール》などサポーターたちかも批判の声が殺到しています」(サッカー専門誌編集者)

もし正式採用となれば、Jリーグなど日本でも導入される可能性が高い。

「ブルーカード」はサッカー界に吉と出るか凶と出るか。

以上、アサ芸ビズからお届けしました。

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編集者:いまトピ編集部