ドライヤーを「ぐるぐる巻き」にしている人は・・・

ドライヤーのコード、本体にぐるぐる巻いてしまっていませんか?
ドライヤーのコードは、ねじれることで余計な力が加わってしまいます。その結果、劣化を招き、ショートや断線を起こす恐れがあり、火事の原因につながることも…。
ヘアドライヤーメーカーの小泉成器株式会社によると、
「コード根元にフック掛け用の穴がついているドライヤーは、フックに掛けて収納しましょう。その場合、コンセントからは必ず外し、コードは本体やフックに巻き付けないようにしてください。
フック掛け用の穴がないタイプは、コンセントを外してから、ドライヤー用のケースやラックに収納します。コードを収納する際は、ぐるぐるときつく巻かず、ゆとりがある状態にしておくのがポイントです。」
いずれも、コードを強く巻き付けないというのが大事なポイント。
また、
「ドライヤーを使い終わった後も挿しっぱなしにしていると、コンセントとプラグの間にほこりなどが溜まり、ショートするというトラッキング現象が起こる可能性があります。
また、使用していない時に何かの拍子で電源がオンになると、製品に負荷が掛かりオーバーヒートしてしまい、火事になる可能性があります。」
とのこと。
そのほかのドライヤーを保管する際の注意ポイントを聞いたところ、「定期的にフィルター部分などの吸い込み口をお手入れすることも大事」とアドバイスが。
ドライヤーは外気を吸い込む時に、空気中のほこりも一緒に吸い込むため、どうしても吸い込み口のフィルター部分にほこりが付着してしまいます。
ほこりが詰まると、空気を取り込みにくくなり、内部のヒーター温度が通常よりも高温に。
ヒーター温度が高温になると、
・内部温度が上がり、本体が異常に熱くなる。
・焦げ臭い匂いがする。
・火花のようなものが見える。
・温風になったり、冷風になったりする。
といった症状が発生する恐れも。
日頃からほこりがたまっていないかを確認し、月1回以上のこまめなお手入れがおすすめだそう。
お気に入りのドライヤーを長く使うためにも、コードをぐるぐる巻きにするのは厳禁です。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部