配達員が「玄関で棒立ち」していたのには「荷物を渡したくても渡せない理由」があった…「ここで待ってます」

通販などで宅配便を利用する際、当たり前のように受け取り日時の指定をすることができる現代。
再配達を減らすことができるため、双方にメリットがある『Win-Win』の仕組みだと言えます。
自身も長年配達員として働いた経験のある、ゆきたこーすけさん。
宅配便利用者から寄せられた、実体験を漫画に描きました。
この日届くはずの荷物を、自宅で待っていた男性。
指定した時間まであと10分。
そろそろだなと、ふと外に目をやると…。
なんと家の前でじっと立っている配達員の姿が!
律儀に時間になるまで待っているのでしょうか。
「あの、うちのですよね?少し早いけど受け取りますよ?」
そう声をかけると、配達員の口から驚きの言葉が。
「電子サインをいただかないといけないのですが、時間内でないとデータ的にマズいんです…なので、ここで待ってます!」
なにもそこで待たなくても…というツッコミはさておき、毎日多くの荷物を運ぶ多忙な配達員。
仕事の効率化のためにも、利用者としては「早く着いたなら、インターホンを押してくれてもいいのに」と思ってしまいますが、配達員としては指定時間より早く渡してしまうと不都合なこともあるようです。
利用者からは、
・そんな事情があるだなんて、知らなかった…。デジタル化もいいことだけではないんですね。
・利用者側が「いいよ」っていっているなら、それで問題ない気がするけどなあ…。難しい。
・そうだったのか。早く来て不在だったら困るけど、在宅中なら別にいいのにね。
と、多くの反響が寄せられていました。
時間指定システムの『裏側の事情』には驚きです。
本来、業務のデジタル化は効率的に進めることを目的としているはずなのですが…。
今後はそういった点が改善されると良いですね。
詳細は、grape [グレイプ]をご覧ください。
編集者:いまトピ編集部