2024/3/13 10:28

セブン「知ってる」ファミマ「知ってる」ローソン「知ってる」アンスリー「知らない」

コンビニ

セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソンの3大チェーンの店舗数が突出して多いコンビニ業界。

その牙城はあまりに高く、地方で展開するご当地コンビニでは、北海道などで展開するセイコーマートが地域1位のシェアを誇っているが、これはレアケース。

そんな中、3月12日には関西のご当地コンビニとして知られる「アンスリー」が全店舗閉鎖することに。
97年、京阪電気鉄道と南海電気鉄道、阪神電気鉄道の関西の大手私鉄3社による共同出資でコンビニ業界に参入。
駅ナカを中心に一時は90店舗近くまで増やしていたが、わずか4店舗にまで激減。

「鉄道系コンビニという括りで見てもJR東日本の『NewDays』の独り勝ち状態。以前は首都圏や関西の私鉄各社、他のJR各社も自社ブランドのコンビニを構えていましたが、ほとんどが撤退、または縮小しています」(流通業界誌記者)

今回撤退するアンスリーにしても、別チェーンの鉄道系コンビニを経て、現在はローソンに転換。
南海も業務提携先のセブン・イレブンへの転換が進み、23年1月までに全店が閉鎖されている。

特に京橋駅構内の「アンスリー京橋ホーム大阪方店」は、昨年2月放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)で、同店で販売するフランクフルトが絶品と紹介されて以来名物に。

名物メニューの消滅を惜しむ声が多かったが、鉄道系コンビニの業界再編という流れに贖うことはできなかったようだ。

以上、アサ芸ビズからお届けしました。

関西ご当地コンビニ「アンスリー」ついに消滅で「名物メニュー」を惜しむ声  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ関西ご当地コンビニ「アンスリー」ついに消滅で「名物メニュー」を惜しむ声 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部