2024/3/19 08:20

花粉症と風邪、判断に迷いがち…「どの症状が強いか」に着目することが大切」医師が教える方法でバッチリ解決

マスク

19日から24日にかけて、関東や東海地方を中心にスギ花粉の飛散が多くなることが予想されます。

この時期、花粉症の人はくしゃみや鼻水、目のかゆみ等に悩まされる。風邪と似た症状もあり、判別しにくい。
花粉症と風邪の違いとは。

■「花粉と風邪の違いは?」悩む人続出
鼻水やくしゃみ、人によっては喉の痛みなど、花粉症・風邪いずれも当てはまる症状があり、自分がいまどちらなのか判断に悩んでしまう。

ネット上でも、「花粉症と風邪間違えて、いつも困ってる」「花粉症と風邪の違いを簡単に知ることができたらいいのにと思う」「この時期は判断に悩む」「花粉症の重い症状のような…風邪との違いが分かりません」など、頭を悩ませる人の声が多数あがっている。

花粉症と風邪はどのように見分けたらいいのだろうか。医師に話を聞いてみると…

■「目に症状が…」医師が指摘する違い
「どの症状が強いか」に着目することが大切だという。

「風邪症候群であれば、発熱や倦怠感、喉の痛みなどが症状のメインであり、概ね数日で症状がピークを超え、1週間程度で改善します。一方、花粉症は鼻や目、顔面周囲の諸症状は辛いものの全身の健康は保たれていることが多いのが特徴です。また、花粉症は花粉が飛んでいる間は続き、さらさらとした水っぽい鼻水が流れることなどが風邪と異なります」と説明する。

特に、目がかゆいか否かは、判別する大きなポイントになりそうだ。草ヶ谷院長からは、「花粉症では目の症状や皮膚のかゆみといった症状を伴うことが多いですが、風邪症候群では、そうした症状が強く出ることは少ないです。他にも、花粉症の場合、喉や顔や首がかゆい、なんとなくムズムズする、喉の奥が息苦しい感じといった症状も見られることがあります」という回答が寄せられている。

■風邪薬は花粉症に効果ある?
花粉症か風邪か判断できない時、どの薬を飲めばいいか迷ってしまうもの。市販の風邪薬は花粉症に効くのだろうか。
「風邪薬の中には痛み止めの成分や、花粉症の薬として用いられる『抗ヒスタミン薬』が含まれている場合があります。そのため、風邪薬で鼻水や喉のイガイガ感などは,少し治まることが期待できます」「しかし、花粉症に対してはその効果がしっかりと確立されている内服薬や点鼻薬、点眼薬があります。使用するのであればそちらを優先することをオススメします」と説明する。

春先は季節の変わり目で風邪を引くことも多い。今回紹介した方法でも花粉か、風邪か区別が付かない時は、むやみに薬を飲まず、医師に相談するのが賢明かもしれませんね。

しらべぇが伝えています。

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編集者:いまトピ編集部