「1万円札をシュレッダーに…」粉々の破片を貼り合わせて銀行へ→まさかの展開に「この執念は報われてほしい」

以前、Xでは「あまりに過酷すぎるジグソーパズル」を完成させた人物がいる。
「長らく音信不通だった一万円、今日ようやく完成しました。ていうかこれが限界です…後は銀行に見て貰わないと分からない」
Xユーザー・Tomoさんのポストには一万円…いや、かつて「一万円だった」物体の写真が添えられている。
「バラバラ」という表現では生ぬるいレベルで粉々になった一万円札の紙片を丹念に繋ぎ合わせ、テープで貼り合わせた「努力の結晶」である。
なんでも「父親が職場で不要な書類をシュレッダーにかけていた際、誤って封筒ごとお金を投入」してしまったらしい…考えただけで恐ろしい状況だ…。
紙片を全て持ち帰った父は「もし紙片を全て繋いでお金が戻ってきたら、全額をあげよう」とTomoさんに提案。
かくしてTomoさんは、難易度・ベリーハードのジグソーパズルに挑むことに。
約3週間でようやく完成したそうだ。
他ユーザーからは、
「ここまでバラバラなのも、それを戻したのもスゴい…」
「もはやモザイクアート」
「なんとも変わり果てた姿になって…」
「確実に、一万円以上の仕事していると思う」
「この執念は報われてほしい」
と多くの反響が。
ちなみに日本銀行公式サイトでは、損傷現金の引き換えについて「券面の3分の2以上が残存するもの」であれば全額、「券面の5分の2以上3分の2未満が残存するもの」であれば半額の引き換えになると説明している。
今回のように銀行券の紙片が2つ以上あるケースは「各紙片が同一の銀行券の紙片である」と認められた場合、各紙片の面積を合計した面積をその券面の残存面積とし、前出の基準を適用するという。
写真で見る限り、券面の3分の2以上は残存しているようなので、あとはバラバラになった紙幣の紙片が「同一の銀行券の紙片である」と判断されるかどうかがカギに。
果たして持ち込んだ結果はいかに…。
「長らくお待たせしました
例のバラバラの1万円札の件ですが無事に全額戻って来ました!
この状態でも許してくれた日本銀行の方々ありがとうございます!」
なんという神展開。
Tomoさんは見事全額を手に入れたのである。
ちなみに日本銀行の担当者は「貼り合わせた銀行券を持ち込まれる場合、貼り合わせられなかった紙片がありましたら、鑑定の参考としますので、全てお持ち込みくださいますよう、お願いします」と説明しており、状況次第では早めにギブアップし、銀行に相談した方が良さそうだ。
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編集者:いまトピ編集部