『引退宣言』から3年、地上波ゴールデン復帰で炎上「どこが一般人?」

19日放送のフジテレビ系占いバラエティ『突然ですが占ってもいいですか?』に出演する、元タレントの木下優樹菜。同局系の深夜バラエティ『全力!脱力タイムズ』に11月出演、地上波復帰した。今回は「ゴールデン復帰」となり、ネット上では「引退したはずでは」と疑問の声が噴出。
2人の娘と共に占い鑑定を受ける木下の様子が、前週の次回予告で発表された。次女は「チョリース!」と無邪気に振る舞い、「フジモンとユッキーナの娘だからしょうがないよねって、絶対よそで言われたくないっていうのがあって」と木下が語る場面も流れた。
18日付の「ORICON NEWS」によると、占い師から「疲れても笑顔を絶やさない、フットワークは軽いけど、すぐにあきらめる。でも、どんな手段を使っても子どものために戦う」などと鑑定された木下は「実はガラスのハートです。みんなには見せたくないけど、めっちゃ怖かったり。タピオカ騒動とか、ここ3~4年もそうですけど、この子たちがいると意欲ゼロにはならないけど、ひとりになったら何もできなくなる」と本音を吐露したとか。「我慢せざるを得ない環境にさせちゃったのかな」と涙を浮かべて娘に対し「ごめん」と謝るシーンもあったという。
これを受けたネット上は放送前から炎上状態に。「タピオカ騒動で怖かったのは、あなたじゃなくて『事務所総出で』って脅された被害者でしょ」「怖かったって、なんで自分が被害者みたいになってるの」と批判的なコメントが多く見られる。
中でも、最も視聴者が疑問の声が出たのは「もう引退したのでは?」という件だ。
木下といえば、2019年に姉の働いていたタピオカ店のオーナーに「事務所総出でやりますね」などと脅迫的なダイレクトメッセージを送ったことが問題になり、芸能活動を自粛する事態になった。2020年に一度は活動再開を発表したが、そのわずか5日後に芸能界引退を発表。とはいえ、その後もInstagramを開設するなどインフルエンサー的な活動は継続していた。
2021年、タピオカ店オーナーが精神的苦痛を受けたとして損害賠償を求めた裁判では、木下の言動が「脅迫行為に当たる」と認められ40万円の支払いを命じる判決が下された。これを受け木下はYouTubeチャンネルで謝罪動画を公開。同時に「娘たちのためにも働きたい、働かなきゃいけない。これからまた一から活動させていただきたく思います」と活動再開を発表するも、あくまで「芸能人ではない」「芸能界には復帰しない」というスタンスを貫いてきた。モデル活動をした時は自ら「最強の一般人」を名乗っていたという。
しかし、今年10月にはABEMAのバラエティ番組『愛のハイエナ』で沖縄のリゾートキャバクラに潜入するロケに参加。一夜限りのキャバクラ嬢として「オラオラ接客」で客のハートをつかむ姿が話題となった。11月には『全力!脱力タイムズ』での「本当にフワちゃんに共演NGはいないのか?」という検証企画にサプライズ登場。約4年ぶりの地上波復帰を果たした。
どちらもバリバリのバラエティ的な企画。特に『全力!脱力タイムズ』では、連絡先の交換やYouTubeのコラボを持ちかけて「絡みたくない」とフワちゃんを動揺させるという役回りを見事にこなした木下。『突然ですが占ってもいいですか?』でゴールデン復帰となるが、ここまでくると「どこが一般人なの?」という疑問が湧くのも不思議ではない。実際、SNS上では「引退したんじゃないの?」「復帰は考えてないとか言ってたのに、しれっとテレビに出てるのおかしいでしょ」「引退したはずなのに、もうテレビで見たくない」といった声が相次いでいる。
世間の反発はいまだ根強いが、ブレイクのきっかけとなった『クイズ!ヘキサゴンII』を放送していたフジテレビの番組を足掛かりにして、このまま本格的に芸能界復帰する可能性もありそうだと、日刊サイゾーが報じた。
編集者:いまトピ編集部