2023/12/29 07:29

『朝ドラ』暗すぎる展開に、視聴者離れ「年末年始に暗い話が続くのか…」まだまだ暗い

趣里

12月28日放送のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」第64回では、ヒロインのスズ子(趣里)と恋人の愛助(水上恒司)が空襲警報で防空壕に避難。赤ん坊が泣いたことで雰囲気が悪くなるなか、スズ子が「アイレ可愛や」を歌ったことで場が和む様子が描かれた。

そんなスズ子の姿に<泣ける!>などと好意的な声があがった一方で、視聴者のあいだでは否定的な反応も見え隠れしているというのである。

「物語が戦争に突入し、スズ子の歌唱シーンも減ったことにより、本作を華やかに彩ってきたエンターテイメント性がぐっと減っています。それでいて戦時中の描写が思いのほか長くなり、視聴者からは《年末年始に暗い話が続くのか…》という声もあがることに。しかも本編終了後の次週予告では、来年も戦時中の話が続くことが示され、戦争が終わるまでは離脱したいという視聴者も出始めている有様です」(テレビ誌ライター)

本作はブギの女王こと笠置シヅ子の生涯をモデルにした作品。多少は脚色されているものの、基本的には史実をベースとしている。

「笠置は自伝にて、音楽活動が制限された戦前戦中の5年間は暗黒時代だと語っています。その時期に恋人と出会ったことで個人としては幸せに暮らしてはいたものの、史実上はさほどエピソードがない時期。それを無理やり膨らませているため、どうしても戦時中が長く続くことになり、物語自体を暗い空気が覆ってしまっているのです」(前出・テレビ誌ライター)

笠置自身は戦後、恋人の実家である吉本興業からも交際を認められたことで幸せな時間を過ごしていた。本作でも今後、そこが描かれるはずだが、前置きとなる戦時中がさすがに長すぎるのではないだろうかと、アサジョが報じている。

【ブギウギ】年明けも戦時中の話が…暗すぎる展開に視聴者離れが進むか! – アサジョ【ブギウギ】年明けも戦時中の話が…暗すぎる展開に視聴者離れが進むか! – アサジョ

編集者:いまトピ編集部