『紅白』視聴率は歴代最低、10~40代が1割減「大きくリニューアルされたこともあり…」

毎年大みそか恒例の音楽番組『NHK紅白歌合戦』が先月31日に放送され、第2部の平均世帯視聴率が31.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となったことが発表され、2部制が始まって以降の歴代最低となったことがわかった。前年(35.3%)より3.4ポイントのダウンとなった(第1部は前年<31.2%>より2.2%ダウンの29.0%)。第1部は初の30%割れ。
そんな今回の『紅白』だが、視聴率が低迷した理由は何か。裏では昨年の大みそか夜放送の民放テレビ番組視聴率レース1位となった『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』(テレビ朝日系)の「6時間SP」、『WBC2023 ザ・ファイナル』(TBS系)、『逃走中~お台場リベンジャーズ~』(フジテレビ系)、『笑って年越し!THE 笑晦日』(日本テレビ系)などが放送されたが、テレビ局関係者はいう。
「裏に強い番組がなく、さらに『紅白』の出場者が大きくリニューアルされたこともあり、視聴率アップへの期待もあったが、大みそかの『ザワつく!』が徐々に固定ファンを獲得しつつあり、スポーツ好きは『WBC』に流れた可能性がある。結局、ネット配信サービスやゲームなど余暇をすごす娯楽が多様化し、誰をターゲットにしているのか不明瞭な『ごった煮』の『紅白』を見るという選択肢が浮かばない消費者が増えたということ。これはNHKに責任があるというより、時代の流れとして不可避」
だと、そんな今回の『紅白』だが、視聴率が低迷した理由は何か。裏では昨年の大みそか夜放送の民放テレビ番組視聴率レース1位となった『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』(テレビ朝日系)の「6時間SP」、『WBC2023 ザ・ファイナル』(TBS系)、『逃走中~お台場リベンジャーズ~』(フジテレビ系)、『笑って年越し!THE 笑晦日』(日本テレビ系)などが放送されたが、テレビ局関係者はいう。
「裏に強い番組がなく、さらに『紅白』の出場者が大きくリニューアルされたこともあり、視聴率アップへの期待もあったが、大みそかの『ザワつく!』が徐々に固定ファンを獲得しつつあり、スポーツ好きは『WBC』に流れた可能性がある。結局、ネット配信サービスやゲームなど余暇をすごす娯楽が多様化し、誰をターゲットにしているのか不明瞭な『ごった煮』の『紅白』を見るという選択肢が浮かばない消費者が増えたということ。これはNHKに責任があるというより、時代の流れとして不可避」
だと、Business Journalが報じている。
編集者:いまトピ編集部