2024/1/26 08:21

『吉本興業』、公式発表へ

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「週刊文春」(文藝春秋)が報じたダウンタウン・松本人志の“性加害告発”報道について吉本興業が1月24日、「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」と題した声明を公式サイトで発表した。

声明では、「今般、私的行為とはいえ、当社所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、当社としては、真摯に対応すべき問題であると認識しております」とした上で、「現在、当社におきましては、コンプライアンスアドバイザーの助言などを受けながら、外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めているところです」と報告。

今月24日放送の報道・情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でも、キャスターの宮根誠司が「文春が報じた直後の(吉本の)コメントと今回のコメント、かなり違ってる」「ガラッと変わったような気がする」と異変を指摘していたほか、企業の危機管理に詳しい桜美林大学准教授・西山守氏も「『当該事実が一切ない』という当初のコメント自体が勇み足だったのでは」「あとでいろいろなこと(続報)が出て、『当該事実はない』と言いきれなくなってしまったのでは」と推測していた。

そんな中、25日発売の「週刊文春」は、松本が「文春」を提訴するために弁護士にオファーした際、「勝算がない」として「次々断られ」ていたと明かす吉本関係者の証言を掲載した。

なお、松本側は22日、文藝春秋などに対し約5億5000万円の損害賠償などを求める訴訟を提起したことを発表。この際の署名で、代理人が八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士であることが判明した。

同弁護士は“陸山会事件”を担当した検察官時代、虚偽の捜査報告書を作成したとして刑事告発されたが、嫌疑不十分で不起訴に。その後、減給6カ月の懲戒処分を受けて辞職したことが知られている人物。

加えて、芸能関係者の“御用達弁護士”というイメージが一般的にないことから、現在、業界内では「意外」と驚きの声が相次いでいるようだ。

そして、同氏については一部メディアが「元検事で税理士兼ねる敏腕弁護士」と伝える一方、実業家・堀江貴文氏は自身のYouTubeで「この担当の弁護士さん“ヤメ検”らしいんですけど、経歴見たら全然偉くなってないんですよね」「実力的にどうなのかな」と疑問視。松本に向け、「もっと敏腕の弁護士を紹介しますんで。松本さん、もし見てたら言ってください」と呼びかけていた。

さまざまな情報が錯そうする中、2週間以上もXの更新が止まっている松本。次に投稿する内容は、「文春」への勝利宣言か否か……、と日刊サイゾー が報じた。

松本人志、「勝算ない」と弁護士に次々断られていた? 『ミヤネ屋』で吉本の異変指摘【声明全文】|日刊サイゾー 松本人志、「勝算ない」と弁護士に次々断られていた? 『ミヤネ屋』で吉本の異変指摘【声明全文】|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部