『番組』超有名男性タレント、収録中にアイドルの胸を突然わしづかみ…SNSで反論「セクハラではない」

2月8日、元お笑い芸人で、現在はお笑いジャーナリストとして活動するたかまつなながXを更新。芸能界で自身が受けたセクハラ被害を告白し、注目されているという。
たかまつは、「芸能界にある性加害に驚きました。楽屋や打ち上げで女性の先輩が胸を揉まれている光景を何度も見ました。私自身、性被害にあったこともあります」と告白。しかし、被害を訴えたら「面倒なやつだと思われる」と思っていたそうで、「自分の夢を人質にされ、そのような被害に対して声をあげることができず、他の人の被害にも見てみぬふりをしてしまいました」といい、「このような遅れた芸能界を変えられなかったこと、声をあげなかったことを後悔し、これからの芸能界を目指す子どもたちのためにも変えていきたい」と「#芸能人を守る法律を作ろう」という署名活動を始めたことを報告。
また、この署名を始めた経緯などを説明するため、9日、ジャーナリストの松谷創一郎氏、元ジャニーズJr.・二本樹顕理氏らとともに記者会見を開くことも告知した。
この投稿にネット上では「普通の社会に置き換えたら、仕事中にセクハラが行われてるってことでしょ? 考えられない」と衝撃を受ける人がいるほか、「村社会の芸能界を浄化してください。応援しています」といったエールも寄せられているが、一方で「『私も被害に遭いました』と言いつつ、たかまつさんでさえ加害者の名前を出せない空気感を、果たして法律で変えることは可能なのか……」と変化の難しさを指摘する声も見られるという。
また、舞台裏ではなく収録中に、バラエティアイドルの胸を揉み、批判に晒されたベテラン芸人がSNSで反論したケースもあったといい、15年3月放送のバラエティ番組『さまぁ~ずのご自慢列島ジマング』(フジテレビ系)では、さまぁ~ず・三村マサカズが収録中にグラビアアイドル(当時)の谷沢恵里香の胸を突然わしづかみにする場面を放送。
これにネット上で批判が相次ぐと、三村は自身のXで「番組ちゃんと観てます?記事だけ見て言ってるんじゃないですか?あれはよくないことだけど共演者も喜んで現場は笑いになってます。あとセクハラではない。おさわり」と反論し、谷沢も自身のブログで「番組が盛り上がるなら体を張ります!信頼してますから!」と思いをつづっていたとのこと。
表舞台だけでなく、舞台裏でも“笑える空気”を重んじる芸人が目立つお笑い業界だが、夢のために空気を読み、泣き寝入りをした女性芸人は一体どれほどいるのだろうかと「日刊サイゾー 」が報じている。
編集者:いまトピ編集部