2024/2/21 16:27

『4月ドラマ』中止か

テレビ

日本テレビ系でドラマ化された『セクシー田中さん』(小学館)の原作者・芦原妃名子さんの急逝で波紋が広がり続けている中、4月期に再び日テレと小学館がタッグを組み、同じプロデューサーが担当する連続ドラマが放送されると報じられて物議を醸していた件で、ドラマが制作中止になると報じられたという。

再び脚本トラブルが起きていたとも報じられているが、この緊急事態の背景には「とばっちり」を受けたキャスト陣の局への不信感も影響している様子。

小学館が発行する西炯子氏の人気漫画『たーたん』を原作とするムロツヨシ主演の連続ドラマが日テレ系で4月からスタートすると一部で報じられていたが、あれだけの問題が起きながら『セクシー田中さん』と同じプロデューサーが担当するとも伝えられたことで、大きな波紋を呼んでいた今回の件。

これについて、21日付の「文春オンライン」(文藝春秋)は「制作中止がスタッフに告げられた」と報道。日テレ本社でプロデューサーが「私たちは(ドラマを)やりたいと思っているが、周りの反響などを見ると今はできない。別の企画をやりましょう」とスタッフたちに説明したとのこと。

前日にも「文春」はこの問題を報じており、記事によるとムロのほかにディーン・フジオカ、吉岡里帆、吉川愛らの出演が内定し、2月の第2週にキャスト発表の予定だったが、発表は「諸般の事情」で延期に。その裏では、小学館を交えてドラマをどうするか議論が交わされていたようだといい、さらに再び「原作のストーリーを脚本で改変していたことが分かった」という“脚本トラブル未遂事件”が起きていたという不穏な情報も伝えられているという。

記事では、ムロからドラマ制作に“異論”が出たとも伝えられており、主演俳優からも疑問を持たれていたようだという。さらに、業界内では他のキャストの所属事務所からも強い不安の声が上がり始めていたといわれ、スポンサーの動向も気になることから、それらが「制作中止」の判断につながった可能性も。

制作スタッフがプロデューサーに不信感を募らせていたとも伝えられているが、現場やキャストが声を上げなければ動かなかった可能性があるとすれば、日テレには組織的な問題があるようにも感じられると「日刊サイゾー 」が報じている。

日テレ×小学館の再タッグ『たーたん』ドラマ化に中止報道…キャスト側が不信感か|日刊サイゾー 日テレ×小学館の再タッグ『たーたん』ドラマ化に中止報道…キャスト側が不信感か|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部