2024/3/2 08:47

続々と退社「世代交代」か、10人以上も退社…『看板番組」交代へ

びっくり

テレビ東京が4月から看板番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』をリニューアルし、番組の象徴となっていた大江麻理子アナが金曜日の週末版のみの担当になることが発表された。月~木は相内優香アナが豊島晋作報道局員と共にメインキャスターを務めることが決定し、業界内で「エース交代か」と話題を集めている。

 現在の『WBS』は大江アナが月曜~火曜、佐々木明子アナが水曜~金曜のメインキャスターを務めているが、4月から大江アナは金曜だけの担当になり、佐々木アナは番組を卒業。「ポスト大江」として新たに月~木のメインキャスターに抜擢されたのは、かつて約10年にわたって同番組に出演していた相内アナだ。2021年から『Newsモーニングサテライト』を担当していたが、3年ぶりに『WBS』にメインキャスターとして戻ってくることになる。

 相内アナは2020年に「学び直し」として早稲田大学大学院経営管理研究科に社会人入学し、キャスターと学業を2年間両立してMBA(経営学修士)を取得。プライベートでは2022年に当時NHK所属だった青井実アナ(現在はフリー)と結婚し、公私ともに充実した状態で「エースの証明」ともいえる『WBS』のメインキャスターに就任する格好だ。

 これに対して、SNS上の視聴者からは「相内アナは優秀だから極めて妥当な人選」「相内アナがWBSに戻ってくるのうれしい」「MBA取得からWBSメインキャスターの流れは納得」などと期待の声が集まっている。

 その一方で「大江アナが金曜だけになるのは悲しい」「大江アナを見れるのが週2から週1になってしまうのか」などと嘆きの声も。長らくテレ東のエースとなっている大江アナは、2014年に『WBS』のメインキャスターに就任。かつては月~金曜まで毎日担当するなどしていたために「番組の顔」の印象が強く、週1回のみとなることに寂しさを感じる人が多いようだ。

 これについては、業界内で「世代交代の象徴としてのエース交代」ではないかと指摘されている。近年のテレ東は鷲見玲奈アナ、秋元玲奈アナ、森香澄アナらが続々と退社し、松丸友紀アナや須黒清華アナ、福田典子アナも退社する予定で、ここ数年で退社および退社見込みの女性アナウンサーは合計10人以上にのぼる。そのため、世代交代を進めて会社に留まるメリットをアピールする目的があるのではとも推察されているようだ。

 番組を卒業するベテランの佐々木アナは4日スタートの新経済番組『ブレイクスルー』の進行役を務めることが決まっているが、同局の石川一郎社長は定例会見で「佐々木さんには、テレビ東京のいろんな番組に出演していただいて、社長としても感謝している。次の段階へと進んでいってほしい」と、将来的な退社もしくは別部署への異動を予感させるコメントをしている。そういったところからも、テレ東は「ベテランが後進に道を譲る」という流れが加速していきそうな気配を漂わせている。

 テレ東の「新エース」となりそうな相内アナは、夫の青井アナが4月から夕方のフジテレビ系報道番組『Live News イット!』のメインキャスターに就任することが決まっており、夫婦で別々の局の看板ニュース番組の顔となる。テレ東の世代交代と共に、夫婦がそれぞれどのようなキャスター像を打ち出していくのかも注目だ。と日刊サイゾーは報じた。

テレ東・大江麻理子から相内優香にエース交代? 退社続出で「世代交代」が急務に|日刊サイゾー テレ東・大江麻理子から相内優香にエース交代? 退社続出で「世代交代」が急務に|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部