『閉店ラッシュ』経て「約8割を再値上げ」へ

全国に550店舗以上を展開する長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」。コロナ禍のあおりを受け、2021年2月期の決算で約87億円という過去最大の赤字を出し、閉店ラッシュに。また昨年9月には「日経新聞」で、「コロナ禍を経て変化した消費者ニーズに対応できていない」「値上げ」などを理由に客足が遠のき、業績回復が遅れていると報じられたこともあります。
24年2月期には営業黒字に転換する見込みが高まっているそうですが、この3月1日から主力の「長崎ちゃんぽん」ほかメニューの約8割を再値上げ。客足にどう響くかが注目されている状況です。
そんなリンガーハットですが、長崎ちゃんぽんや皿うどん以外に、ひっそりと「ぎょうざ定食」を提供しているのをご存じでしょうか。ひと頃はなんと税込370円で販売されていたものの、現在は値上げされ……とはいえ、コスパ面はまだまだ十分高い!
※価格はすべて税込
※価格やメニューは2024年3月5日時点の情報です
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください
※店舗によって取り扱うメニューが異なる場合があります
ぎょうざ定食がある有名チェーン店といえば、餃子の王将や大阪王将、日高屋などが思い浮かびます。大阪王将の「餃子定食シンプル」(ごはん、ぎょうざ6個、スープ)は、今回私が食べたリンガーハットのぎょうざ定食と似た内容ですが、こちらは590円。私としては50円の安さを度外視してもリンガーハットのほうがお得だと感じました。
単なるシンプルなぎょうざ定食ではなく、ゆず胡椒で楽しめるという独自性もあって540円なのが◎。むしろちゃんぽんより高コスパでは? 自信を持っておすすめしたい一品だと思いました。
とはいえ、繰り返しますが、これが370円だったなんて……そう思うと、もっと早く出会いたかったなぁと思わずにはいられません。物価高がいつまで続くかわからない中、今後はさらに値上げされる可能性もあります。ぜひ540円のうちに、リンガーハットのぎょうざ定食を試してみてくださいね。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部