『ドラマ』25日最終回に鳴り止まぬ称賛「ティッシュがいくらあっても足りない」「間違いなく名作ドラマの仲間入り」
生と死を真正面から描きながらもじんわりと暖かい春のような余韻を残し、3月25日に最終回を迎えたドラマ「春になったら」に称賛の声が寄せられている。
この日の放送では、奈緒演じる主人公の瞳と木梨憲武演じる父・雅彦の「旅立ちの式」が描かれた。自宅前の公道に赤いじゅうたんを敷いたバージンロードを歩くウエディングドレスを着た瞳と、病気が進行して体力が衰えてしまいながらも紋付き袴を着た雅彦が手を取り合って何とか歩くシーンは、番組スタートから5分ほどで放送されたのだが、ネット上には「もう号泣」「親戚でもないのに2人が歩いているだけで涙が止まらない」「2人の3カ月が走馬灯のように見えて泣く」「ティッシュがいくらあっても足りない」といった、すでに涙なしでは見ていられなくなった視聴者が続出。
さらにこの日の朝にはクランクアップを迎えた奈緒がコメントを公開。生後7カ月で実父をがんで亡くし、実父との思い出が今までなかったと前置きしてから「お父さんと一緒にお酒飲みたかった、お父さんと一緒にご飯食べたかった、お父さんのためにおしゃれしたかった、お父さんとケンカしたかった、そんな私の夢をすべて『春になったら』の中で叶えていただきました。きっとこのドラマを見てくださった方たちの中にも、私と同じような境遇の方だったり、お別れする年齢は皆違えども、いろいろな思いを抱えながら、それでも毎日笑って生きていらっしゃる方がたくさんいるかと思います。そんな方たちに、『春になったら』チーム全員の思いと、ノリさんというお父さんと親子で過ごした、大切な人との幸せな時間が、いかにかけがえのないものかというのを伝えられたのではないかなと思っています」などと明かしたものだから、それを知った視聴者はさらに涙が止まらなくなったようだ。
「ドラマスタート前から、“3カ月後に結婚する娘”と“3カ月後にこの世を去る父”の何がおもしろいのかと指摘する声もありましたが、最終回に至るまでに“今クールでもっとも視聴満足度が高いドラマ”となったのではないでしょうか」(女性誌記者)
「春になったら」は間違いなく名作ドラマの仲間入りを果たしたと言えるだろうとアサジョが報じた。
編集者:いまトピ編集部