2024/3/29 07:24

水原一平氏、執行猶予などつかず実刑

大谷翔平Amazon

元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏が3月21日、自身のYouTubeチャンネル『弁護士 若狭勝のニュース塾』に動画を投稿。大谷翔平選手の通訳を解雇された水原一平氏が、違法な賭博に関与していた問題について語った。

アメリカの複数のメディアによると、大谷選手の代理人弁護士が水原氏の違法賭博関与を明らかにしたという。大谷選手の口座からブックメーカーに450万ドル(およそ6億8000万円)が送金されていたとのこと。

若狭氏は「大谷選手がこの違法なブックメーカーに関与していた可能性はまずないと思います」と前置きし、水原氏が違法なブックメーカーに借金していたと知った上で、大谷選手がお金を渡していたら「大谷さんも問題にはなってくると思う」と語った。

そして、もし水原氏が大谷選手の通帳やカードなどを管理していて、それを使って大谷選手の口座から送金したということになれば、「業務上横領とかいう話に日本の刑法の場合はなります」と解説した。管理はしていなかった場合、カードなどを盗んで送金した場合には「窃盗罪ということにも日本の刑法ではなりうる」と語った。

さらに「水原さんが横領・窃盗ということになってると、日本の刑法の元で処罰するということが可能になってくる。日本人が外国において業務上横領とか窃盗という罪を犯した場合は日本の刑法という法律で処罰できる」という見解を示した。

ちなみに、6億円以上使い込んだ窃盗で、弁償がなされない場合「当然執行猶予などつかずに実刑になる」と若狭氏。ただ、大谷さんが「水原さんの処罰は望まない、といえば処罰に至らないという可能性もありうる」と述べた。

動画へのコメントでは、「コレ、大谷選手ヤバいと思います」「大谷選手を守る為弁護士と球団が実態解明に協力する代わりに大谷選手を無罪にする為の司法取引のような事をしたのかも」といった声も寄せられている、とまいじつが報じた。

水原一平氏の横領・窃盗は、日本の法律で処罰できる?若狭勝弁護士は解説「当然執行猶予などつかずに実刑になる」 - まいじつ水原一平氏の横領・窃盗は、日本の法律で処罰できる?若狭勝弁護士は解説「当然執行猶予などつかずに実刑になる」 - まいじつ

編集者:いまトピ編集部