『ドラマ』5.3% 最終回「意味不明だった」「スピンオフあれば」
二階堂ふみ主演ドラマ「Eye Love You」(TBS系)が3月26日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は同作過去最低の5.3%だった。
今作は、12年前に網にかかったラッコを救うため海に飛び込んだ本宮侑里(二階堂)は、相手の目を見ると心の声が聞こえるという能力を授かる。時は流れ、侑里は韓国からの留学生・ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と恋に落ちるのだが、侑里の能力は、愛する人を不幸にするという言い伝えや、それが絵本として描かれていることを知る。そして、侑里はテオに別れを告げるのだった。
最終話に先立ち、ネット上では「テオはラッコで、侑里が好きになって陸に上がった」「最後は、テオが侑里に感謝しながら海に帰る」など、考察合戦が繰り広げられていたのだが…。ふたを開けてみればテオは人間で、伝説は単なる勘違いというオチ。
視聴者からは「これじゃ、バッドエンドというか、虚しいアンデルセンの人魚姫」「絵本の話はなんだったの? 全然関係なかったし、必要だった?」「ハッピーエンドはよかったけど、イマイチすっきりしない」など、しっくり来ていないようだ。
「侑里が能力を得たプロセスも、絵本との関連も、ラッコもアイヌの伝説も何も意味不明のまま。評価されたのは『ジョンヒョプ氏を知ることができた。ありがとう!』ということと、侑里の会社の恋愛イケイケ系ショコラティエ・池本真尋(山下美月)と、テオが所属していた研究室の研究一筋の堅物先輩・小野田学(清水尋也)の不器用な恋模様でしょうか。真尋と学のスピンオフを望む声も多く寄せられました」(テレビ誌ライター)
今作で日本での知名度を得たジョンヒョプ。これが日本進出の足掛かりとなるかもしれない、とアサジョが報じている。
編集者:いまトピ編集部