2024/3/31 07:47
『最終回』視聴率5.4%、あまりにも違いすぎる「混乱する」
Amazon小芝風花主演ドラマ「大奥」(フジテレビ系)が3月28日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は5.4%で幕を閉じた。
病を発症した家治(亀梨和也)は、倫子(小芝)に看取られながら亡くなる。倫子は、家治が残した「この国を豊かにせねばならぬ」との遺志を継ぐと決意。そして家治の死後、妊娠していたことに気付くのだった。
やはり気になるのは、史実とあまりにも違いすぎることだったようだ。
「倫子は1754年に徳川家治と婚礼し、56年には千代姫(2歳で夭折)、61年には万寿姫を出産。71年、34歳で没しています。家治は、86年に50歳で死去。倫子より15年も長く生きました。また、田沼は88年に江戸で死去。この時代では70歳という長寿でした。視聴者からは『ある程度史実に沿っているから面白いのに、もう“大奥”名乗らないで架空の時代劇にしてほしい』『家治を倫子より先に殺したり、15年間も将軍を不在にしたり、デタラメが酷すぎる』という意見が多かったですね。やはり、基本的な史実があまりにも蔑ろにされると、歴史を知っている人は混乱するんじゃないでしょうか」(テレビ誌ライター)
今作は「大奥」というタイトルの、完全なファンタジーだったようだ。とアサジョは報じた。
編集者:いまトピ編集部