2024/4/3 15:16

ファミリーマート、謝罪へ「批判の声が殺到」

ファミリーマート

石川・能登半島を中心として発生した大地震は、日本の正月気分を一瞬で吹き飛ばした。いまだに余震が続き、安否不明者も多数いる。道路に亀裂が入ったり、土砂崩れの影響などで物流が寸断され、支援物資が十分に行き届いていない集落もある。電気や水道、ガスなどのライフラインが途絶えたままの地域もある。

そんななか、金沢市内のファミリーマート店舗が、飲料水を定価の2倍で販売しているとして、SNSを中心に大きな騒ぎになった。「災害に便乗して儲けようとしている」など、批判の声が殺到。現在は定価に戻して販売しているが、ネット上で大問題になったので、本部が店舗に指導を行ったのではないか、と指摘する向きも多い。

そこで、Business Journal編集部は事実確認を行うべく、当該店舗に電話をかけたが、何度かけてもつながらなかった。次に、ファミリーマート本部に、事態を把握しているか問い合わせた。回答は以下の通り。
「本件につきましては、本部としても状況確認し、価格表示の修正指導など適切に対応しております。詳細に関しては、当社ホームページに掲載しておりますので、こちらをご覧いただけますと幸いです」

ホームページを確認すると、次のように記載されている。
<2024年1月4日(木)に石川県金沢市内の加盟店にて、「宮崎県霧島の天然水1020ml」12本入りの価格を本来税込1,788円と記載すべきところ、24本入りの価格である税込3,576円と誤った価格表示を行っていたことが判明しました。

このたび、ファミリーマート本部において事実関係を確認しましたところ、当該店舗において、箱入り飲料水の飲料の本数を間違えて手書き販促物を作成したことがわかり、現在は、正しい通常価格の表記とさせていただいていると、ビジネスジャーナルが報じています。

ファミマ、金沢で飲料水を定価の2倍で販売し物議…「本数を間違えた」と謝罪 | ビジネスジャーナルファミマ、金沢で飲料水を定価の2倍で販売し物議…「本数を間違えた」と謝罪 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部