大谷翔平「新たな事実」が発覚
大谷翔平の元専属通訳・水原一平氏の違法賭博問題をめぐり、新たな事実が発覚した。大谷の資金管理は水原氏ではなく、会計事務所が担当していることが分かった。
報じたのは、複数の現地メディア。大手紙ニューヨーク・タイムズが運営するスポーツ専門ニュースサイト『ジ・アスレチック』は現地時間2日、大谷の代理人ネズ・バレロ氏の所属事務所・CAAに確認したところ、資金管理は別の会計事務所が担当しているとの回答があったと報じた。
地元ロサンゼルスの放送局『バリー・スポーツ・ウエスト』もこれを取り上げており、一部でささやかれていた「水原氏が大谷の資金管理も担っていた」との推測は外れる形となった。
「大谷は日本時間3月26日、一連の件に初めて言及した会見で、『本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした』『結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで――』などと説明。自身の口座から金を盗まれ、その事実を最近知ったと語っている。しかし、会計事務所に任せているのなら、複数回にわたって7億円弱も送金されていることに気付かないのはおかしい。これだけの資金移動があれば、会計事務所は確認するはずです」(ファンドマネージャー)
資金管理まで水原氏に任せていたのなら、彼が大谷に気付かれないよう送金することも可能だろう。だが、会計事務所の存在が明らかになって「全く知りませんでした」は苦しい印象となり、いよいよ野球ファンも疑いを深めている。
プライベート用の口座を別に持ち、英語の分かる水原氏と共同管理していた可能性もあるが、国内からは《窃盗設定すら苦しい》《会計事務所が気づかない訳は100%無いから大谷は関わってる事になるが…》《少なくとも「知らなかった」はもう通らんな 知る手段はいくらでもあった》など、厳しい指摘が続出中だ。
徐々に旗色が悪くなっている感が拭えない大谷だが、今後、出場停止処分や罰金、球界追放や訴追といった重い処分の可能性はあるのだろうか。これに関しては、気になる動きも見られる。
NHKの『ニュース7』は3月30日、『違法賭博問題 検事“送金は扱う犯罪に該当せず”米メディア』という見出しで、当局が大谷を捜査対象にしていないとするニュースを放送した。
情報元は現地紙ロサンゼルス・タイムズの記事だったのだが、掲載されていたのは大谷ではなく元ドジャースの選手だったとして、4月1日の放送で副島萌生アナウンサーが「確認が不十分でした。大変失礼しました」と謝罪している。
ロサンゼルス・タイムズの記事は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)も1日の放送で報じており、4日の放送で、松岡朱里アナウンサーが「別の事件で捜査対象になった元ドジャースの選手の弁護士に伝えた内容でした。おわびして訂正します」などと謝罪している。
「多くの日本人は『大谷は捜査対象外』と安心していたが、誤訳・誤読だった以上、大谷に捜査の手が伸びる可能性はゼロではなくなった。会計事務所をめぐる『知りませんでした』との矛盾もあり、大谷の印象は日々悪くなっていると言っていいでしょう」(前出・駐在員)
あまりに謎が多いこの件だが、大谷は捜査中であることを理由にコメントを避けている。全てが明らかになる日はくるのだろうかとweekly-jitsuwaは報じた。
編集者:いまトピ編集部