『音楽番組』本当にいやらしい「許されたと思うなよ。お前らは永遠に許されない」
4月12日放送の音楽番組『ミュージックステーション』2時間スペシャル(テレビ朝日系、以下『Mステ』)に、King&Prince(以下、キンプリ)の元メンバー・平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるユニット・Number_iが初登場し、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所、以下「STARTO」)所属の20th Century、WEST.と共演。大きな話題となったという。
旧ジャニーズ退所後、滝沢秀明氏のアーティスト会社・TOBEに移籍したNumber_iの3人。昨年10月15日に結成を発表し、今年1月1日にデジタルシングル「GOAT」でデビューを果たしたが、これに男性アイドルに詳しい記者は
「今回の『Mステ』でTOBE所属のNumber_iと、STARTOの20th Century(以下、トニセン)、WEST.がどんな形で共演するのか、出演が発表された時点から大きな注目が集まっていました。特にトニセンの井ノ原は旧ジャニーズに代わり、タレントのマネジメントを担う新会社・STARTOの取締役CMO(最高マーケティング責任者)という立場でもありますからね」
と語る。
当日は、オープニングで各アーティストがセットの階段を降りて登場し、Number_iとトニセンは横並びに。司会のタモリから「Number_iは初登場ですね」と話を振られると、平野が「初なので、ホント楽しく、僕たちらしく楽しめたらと思います」とコメントし、井ノ原がにこやかな表情で拍手を送る姿が映り込んでいたとのこと。
「Number_iのパフォーマンス前には、番組初登場にあたり、3人でトークを繰り広げるという別撮りのVTRもオンエアされ、ワイプではトニセン、WEST.のメンバーがリアクションする場面も多々ありました。また、スタジオトークで『最近デビューしたこと』の話題から、WEST.の桐山照史がサウナを挙げた後、『紫耀も行くんでしょ?』とパス。平野は『(番組の事前アンケートに)書いてもいないのに、桐山くんからの流れ弾できてるんですよ』と笑いながら、サウナトークを絞り出していました。キンプリとしてデビューする前、平野は関西ジュニアの一員として活動した時期があり、WEST.メンバーとも密接な関係。ファンにとっては感慨深い展開だったことでしょう」(同)
ゲスト同士の交流エピソードを求められると、井ノ原は平野が4~5年前に自宅に遊びに来たというエピソードを披露。Number_iの隣にトニセン、WEST.それぞれが座るシーンもあり、これまでのジャニーズの体制では考えられないようなやりと取りが実現したが、これに視聴者からは「イノッチの隣に平野紫耀が座ってて、普通にビックリ」「Number_iとWEST.が和気あいあいとしてていいな~。これが当たり前なんだよね。人と人とのつながりに事務所は関係ない」「桐山くんが平野くんのことを名前で呼んだり、イノッチが平野くんが家に来たことある話をしてて素敵だなと思った」と驚きや喜びの声が上がるも、TOBE、STARTOのファンはそれぞれ複雑な思いを抱えていた様子。
SNS上では「滝沢とNumber_iは、トニセンとWEST.の優しさを勘違いして、許されたと思うなよ。お前らは永遠に許されない」といったSTARTOファンとおぼしき声や、「わざと平野とイノッチを絡ませて、“忖度ありませんよ”のアピールの道具にNumber_iを使う『Mステ』は本当にいやらしい」「紫耀くんの手が震えるように見えた。緊張したんだろうな……」などTOBEファンらしきコメントが見受けられたといい、共演に否定的な反応も少なくないようだと「サイゾーウーマン」が報じている。
編集者:いまトピ編集部