2024/4/17 14:57

【悲報】K-POPブーム終息へ…

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4月10日に投開票された韓国の総選挙結果が、日本のK-POPブームや韓国フードといった流行に影響を及ぼしそうだ。

総選挙では革新系の最大野党「共に民主党」が、全300議席の過半数を上回る175議席を獲得して圧勝。尹錫悦大統領率いる与党「国民の力」は、系列政党を合わせて108議席に留まり、厳しい政権運営が予想される。


「尹政権は発足以来、与党が少数派の〝ねじれ国会〟に苦しんでおり、この解消が最大の目標だった。しかしながら、野党側の大勝により、残り任期の3年間は野党側に譲歩した政権運営・政策の修正を強いられるでしょう」(韓国政治研究者)

尹錫悦大統領就任で良好だった日韓関係

尹大統領の就任は2022年。当時、慰安婦問題や元徴用工問題で〝過去最悪〟とも言われた日韓関係の改善を掲げ、昨年3月に初来日し、岸田文雄総理と会談を行った。

尹政権下では元徴用工問題について日本企業への賠償相当額を、韓国側が代わりに支払う解決策を発表。福島第一原発処理水放出問題では、不安を抱く国民をよそに、韓国周辺の海域に影響はないとする報告書を発表した。

さらに、風評被害対策として800億ウォン(当時のレートで約88億円)の対策費をつけ、自ら水産市場を視察して試食するなど、日本側へ配慮した政策を連発している。

一方、韓国内の保守勢力からは「日本側に予算を負担させるべきだ」との反発も強く、批判にさらされていた。

こうした〝対日協力路線〟と呼ばれる尹大統領の姿勢は、民間レベルで着実に実を結んでいる。これを如実に示すのが、日韓関係に関する世論調査だ。

「昨年10月、日本の『言論NPO』と韓国の『東アジア研究院』が、共同世論調査の結果を発表。現在の日韓関係を『良い』と答えた日本人は前年比15.3ポイント増の29.0%と、調査開始以来、初めて『良い』が『悪い』を上回りました。韓国人も同7.8ポイント増の12.7%と、友好ムードは両国で盛り上がっています」(前出・研究者)

この背景にあるのが、尹大統領の対日政策と、昨今のK-POPブームに代表される民間の文化交流だという。

「ご存知の通り、いま日本は空前の韓国ブーム。K-POPは男女問わず人気グループが続出し、韓流ドラマ、派手髪、韓国メイク・フードといった関連カルチャーも定着しています。かつて、ネット上には『韓国ブームはゴリ押し』と言って聞かない人が大量にいましたが、今回は認めざるを得ないでしょう」(若者向け雑誌編集)

一方の韓国でも、日本アニメやJ-POP、ハングル訳の日本小説などが人気で、「イエスジャパン現象」なる言葉まで登場していると、週刊実話は報じた。

K-POPブーム終息へ?韓国総選挙、与党惨敗で“対日協調”変更の兆し 過去最高に良好な日韓関係に暗雲K-POPブーム終息へ?韓国総選挙、与党惨敗で“対日協調”変更の兆し 過去最高に良好な日韓関係に暗雲

編集者:いまトピ編集部