2024/4/26 17:33

『人気チェーン店』発表が炎上「マジで2度と行きません」

影

ドトールコーヒーショップなどを展開するドトール・日レスホールディングスの人事発表が一部界隈で炎上しているという。

同社は12日、新たな社外取締役候補に、元NHK政治部の岩田明子氏が内定したと発表。正式決定は、5月28日の定時株主総会を経てからになるとのこと。

しかしこの人事はソーシャルメディアで《ファンでしたが絶対もう行きません》《そういう会社だったんですね。本当に悲しい》《好きだったけど残念。さようならドトール》《人事で顧客を減らすとか、真面目に勤めてる人達が可哀想》など、猛反発の嵐が吹き荒れているといい、ドトールコーヒーX公式アカウントの、人事と関係のないポストにも《マジで2度と行きません》《大変残念でありますが、本日より利用いたしません》《もうドトールに行くのやめます》といった声が寄せられるなど、炎上している様子。

これは、ひとえに岩田氏の評判の悪さゆえだというが、なぜここまで反発だらけなのか。それは彼女の記者活動に隠されているようで、政治ジャーナリストは

「岩田氏は安倍晋三元首相と昵懇の仲で、自宅に上がることも許された数少ない記者。それゆえか、報道姿勢はまるで私情を挟むかのようで、不祥事でも無理矢理な擁護を連発し、『官邸のスポークスマン』『安倍晋三にもっとも食い込んだ記者』とまで呼ばれていました」

と語る。

また、2019年6月には、『NHKニュース7』の解説でデマを撒き散らしたと批判を浴びているといい、問題の発言があったのは、当時の安倍首相がイランの最高指導者・ハメネイ師と会談を行った際の解説。

「岩田氏は番組内で、『ハメネイ師が外国の首脳と会うことは多くない』『日本政府が伝統的な友好国のトップであり、トランプ大統領とも緊密な関係を維持する安倍首相の助言を重視していることの表れ』『首相は一連の会談でイラン側の真意を引き出すことができた』などとコメント。しかし会談後、ハメネイ師はTwitterに《安倍晋三よ、アメリカ大統領は数日前にあなたと会って、イランについても話した。しかし、日本から帰国した後、彼はすぐにイランの石油化学産業に制裁を科しました。これが誠実なメッセージですか?》などと投稿。岩田氏が『安倍首相の助言を重視している』とした当時のトランプ大統領に対しても、『私はトランプをメッセージのやり取りをするにふさわしい相手とは思っていない。トランプへの返答はありませんし、彼に答えるつもりもありません』と一蹴しています」(フリージャーナリスト)

また、コロナへの対応評価や旧統一教会との関係を「知らなかった」とする発言など、岩田氏と安倍元首相をめぐる批判は枚挙に暇がないという。

「今年3月、キリンビールが経済学者の成田悠輔氏をCMに起用して、批判が殺到。その後、広告が削除されました。成田氏は過去、インターネットテレビ番組で少子化問題の解決について『結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか』と発言して炎上。CM起用で発言が掘り返され、物議を醸し、キリンビールが広告を削除したという流れです。この騒動もあり、企業に対する監視の目が厳しくなっているのです。東京五輪の開会式を巡る騒動もありましたが、こうした〝前例〟を作ってしまった以上、批判は避けられない状況なのかもしれません」(芸能ライター)

2010年代以降、ソーシャルメディアの影響力が大きくなったが、企業のイチ人事にツッコミの声が殺到するのは、現代病の一種なのかもしれないと「週刊実話WEB」が報じている。

ドトール運営会社が人事発表で炎上 社外取締役に“安倍晋三にもっとも食い込んだ記者”起用で大荒れ ソーシャルメディアの影響力がもたらす課題ドトール運営会社が人事発表で炎上 社外取締役に“安倍晋三にもっとも食い込んだ記者”起用で大荒れ ソーシャルメディアの影響力がもたらす課題

編集者:いまトピ編集部