2024/4/28 18:42

いい味を出す演技で『新ドラマ』作品に欠かせない存在「見事」結構重要な役

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長谷川博己が“どんな犯罪者でも無罪にする弁護士”を演じるTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』。同作で、長谷川演じる明墨弁護士をサポートするパラリーガル・白木凛役を好演しているのが大島優子だ。

明墨弁護士のもと、馬券を偽造したり、学生のふりをして大学に潜入したりなど、倫理的に問題がありそうな“強引な調査”を行う場面も多い白木。大島はコミカルな要素を加えつつ白木を演じることで、重々しい作品の空気を和らげる効果を発揮している。
いわば“コミックリリーフ”に近い役割で、作品に欠かせない存在となっている大島。俳優としての引き出しの多さを感じさせるものとなっている。

「AKB48時代から俳優としての仕事も多く、いわゆる“ヒロイン”のようなわかりやすい役はもちろん、影のあるような役も見事にこなしてきたのが大島さんです。そして『アンチヒーロー』では、必ずしも作品の本筋に直接関わってくるタイプではないものの、視聴者の心をつかむ“いい味”を出す演技をしていて、“安心できるバイプレイヤー”という雰囲気です。演技の幅がどんどん広がっているのを見せつけていますね」(ドラマ関係者)

大島と同様、見事なバイプレイヤーぶりを見せているのが、カンテレ・フジテレビ系『アンメット ある脳外科医の日記』で麻酔科医・成増貴子を演じている野呂佳代だ。

頼りになるベテラン医師であり、主人公の川内ミヤビ(杉咲花)の力強い味方でもある成増。こちらも物語の本筋に関わるキャラクターではなく、出演シーンも決して多いわけではないが、大島演じる『アンチヒーロー』の白木と同じように、コミックリリーフ的な役割となっている。

「全体的に淡々とした空気で物語が進む『アンメット』のなかでは、野呂さん演じる成増はパワフルな空気を持った役柄です。主人公が記憶障害を持っているという内容で、ともすれば暗くて重々しい雰囲気になりそうなところ、成増のような明るいキャラクターがいることで、作品のバランスが上手く取れている。結構重要な役だと思います」(同)

注目ドラマで印象的な演技を見せる大島優子と野呂佳代は、ともにAKB48の2期生だ。同期のアイドルとしてAKB48に加入し、ともに大ブレイク前夜のグループを支えてきた。グループ時代からバラエティー力が高いメンバーだったのは言うまでもなく、チャレンジ精神にあふれていて、積極的に前に出ていくガッツもある2人であると日刊サイゾーは報じた。

『アンチヒーロー』の大島優子、『アンメット』の野呂佳代 元AKB48がコミックリリーフで増す存在感|日刊サイゾー 『アンチヒーロー』の大島優子、『アンメット』の野呂佳代 元AKB48がコミックリリーフで増す存在感|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部