2024/5/2 11:45

『ドラマ』Tver6.9万で最下位…ムロツヨシは出演辞退

ムロツヨシ

SixTONES・森本慎太郎がGP帯ドラマ単独初主演を務める『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系、土曜午後10時)が4月27日よりスタート。第1話の平均世帯視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前クールに同枠で放送された嵐・櫻井翔主演『新空港占拠』の初回7.2%を下回った。
 同ドラマは、妻・彩(森川葵)とともに潰れかけのケーキ屋「恋の実」を営む店主・竹野正義(森本)が、大切な店や家族を守るため、“とある悪事”に手を染めてしまうヒューマンエンターテインメント。

※『街並み照らすヤツら』第1話のネタバレを含みます
 第1話では、父から受け継いだ「恋の実」を守りたい正義に対し、幼なじみの荒木太一(浜野謙太)が「俺がおまえの店に強盗に入ってやる」と偽装強盗を提案。その理由は、店に強盗が入ったことが認められれば商店会から保険金が下りるためで、正義はこの誘いに乗ることに。

 作戦当日、正義が店で“強盗”を待っていると、荒木、シュン(曽田陵介)、マサキ(萩原護)が登場し、予定通りに店のミキサーとオーブンを壊して退散。刑事の澤本絵梨香(吉川愛)と日下部茂利(宇野祥平)による捜査が始まる中、正義の前に酒屋の娘・莉菜(月島琉衣)が現れ、「うちの店にも入ってもらえませんか? 強盗してほしいんです」と告げられる――。
「短期間で準備したわりには面白い!」と賛辞も
 そもそも同枠では当初、ムロツヨシが主演を務め、西炯子氏の人気漫画『たーたん』(小学館)を原作とする連続ドラマの放送が予定されていたものと見られている。
 しかし、昨年10月期の同局『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが今年1月に急死し、その原因をめぐって小学館と日テレに批判が寄せられることに。
 さらに、ドラマ版『たーたん』が『セクシー田中さん』と同じプロデューサーの担当であることが一部で報じられたこともあり、世間では「制作中止」を求める声が続出。

 この事態を受けて、日テレは“キャストそのまま”で、オリジナル脚本に切り替えることを決定したが、主演のムロが辞退を申し入れたため、急きょ森本に白羽の矢が立った……という流れとみられている。
 そんなイレギュラーな状況の同ドラマだが、ネット上では「短期間で準備したわりには面白い! 展開が早くて、くすっと笑える脚本が良いね」「ハマケンや皆川猿時さんや竹中直人さんなど、キャストのキャラが濃くて笑える」と好意的な声が数多く見られる。

 ただ、視聴率は前出のとおり5%台と振るっていない上、民放公式動画配信サービス・TVerのお気に入り数は6.9万(今月30日現在)に留まり、GP帯で放送中の連ドラの中では残念ながら最下位。
 放送が始まったばかりとはいえ、森本と同じくSixTONESの京本大我が主演を務める深夜ドラマ『お迎え渋谷くん』(フジテレビ系)のお気に入り数は38.7万を数えており、視聴率だけでなくネット視聴も厳しい状況といえる。
 また、初回放送日には、『街並み照らすヤツら』の主題歌がササノマリイの新曲「窮鼠」であることが発表されたが、SNSでは「主題歌、ストじゃないのか……」と落胆するSixTONESファンが続出。ただ、ササノマリイが『たーたん』の主題歌を担当する予定であったとすれば、致し方ないのかもしれない。
 キャストや脚本への評判は概ね上々であるものの、注目度は今のところ「微妙」と言わざるを得ない『街並み照らすヤツら』。やはり急ごしらえでは厳しいのだろうか……と日刊サイゾーが報じた。

日テレ『街並み照らすヤツら』初回視聴率5.1%…“少なすぎる”TVerお気に入り数への不安|日刊サイゾー 日テレ『街並み照らすヤツら』初回視聴率5.1%…“少なすぎる”TVerお気に入り数への不安|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部