2024/5/2 11:45

久保建英の発言に激怒、復帰は絶望か

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今後のキャリアに大きな影を落とす発言になったかもしれない。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が日本時間4月27日に開催されたラ・リーガ第33節のレアル・マドリー戦後、主審の判定に怒りをブチまけ、現地で話題を集めているのだ。

 自身の保有権を持つ古巣との一戦で先発出場を果たした久保は32分、相手ペナルティエリア内でマドリーDFミリトンを華麗なキックフェイントでいなし、右足でシュート。これがネットに突き刺さり、先制ゴールを奪ったかに思えたが、直前の場面で味方FWアンデル・バレネチェアに、レアルのMFオーレリアン・チュアメニからボールを奪う際、コンタクトのファウルがあったとして、久保のゴールが取り消しに。

 結局、ソシエダはマドリーMFアルダ・ギュレルが決めた先制弾を守り抜かれ、ホームながら0-1で手痛い敗北。ところが試合後には久保の放ったレフェリーにまつわる言葉が大きな物議を醸すことに―。

「とても残念だよ。勝ちに値したはずだった」と切り出し、静かに感情を露わにする久保。「こんなに大雨の中、スケジュールの変更もあったし、ファンのことを考えれば、クソみたいことだらけ」と続けると、自身のゴールが取り消しとなった場面については「一つ言えるとすれば、ボールを失った選手(チュアメニ)が眠っていたってことだね。何が起きたのか、全てはわからないが、チャンピオンズリーグでは決して取られないファウルだよ」と古巣への皮肉を展開したのだ。

「久保は前回のマドリー戦でも決まったはずのゴールが取り消される憂き目に遭っており、ストレスが蓄積するのも理解できます。また、本来であれば休養となるはずの日にリーグ戦が組まれたのも、マドリーがチャンピオンズリーグベスト4進出を決めたことが要因で、ビッグクラブへの配慮を随所で痛感したのでしょう。いずれにせよ、マドリー寄りのメディアでは、今回の久保の“古巣批判”は波紋を呼び、将来的なレアル・マドリー復帰が消滅したと見る向きも優勢に。現地メディア『Planeta Realmadrid』はマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が久保に激怒していると伝えており、マドリーのお抱えメディアである『BERNABEU DIGITAL』も『日本人選手による試合後のコメントはとても残念なものだった』『レアル・マドリーのファンからは好かれない発言』などと報じています」(スポーツライター)

 今季の活躍により、久保の下には主にプレミアリーグの名門リヴァプールやアーセナルからの関心が囁かれているが、スペイン最大のクラブであるレアル・マドリーへの復帰はかなり非現実的な選択肢になったといえそうだとアサジョが報じた。

久保建英が試合後の“痛烈発言”で古巣レアル・マドリー会長が激怒!将来的復帰は絶望か – アサジョ久保建英が試合後の“痛烈発言”で古巣レアル・マドリー会長が激怒!将来的復帰は絶望か – アサジョ

編集者:いまトピ編集部