認知症を公表…5年ぶりに再会「涙が止まりません」
太川と蛭子は、2007年から2017年にかけてテレビ東京で放送されていた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で、10年にわたり共演。蛭子は2020年に、レビー小体病とアルツハイマー型認知症の合併症であると診断を受け、現在はデイサービスなどを利用しながら家族と暮らし、活動を続けている。
動画冒頭では「2020年 認知症を公表した蛭子さん 今回はそんな蛭子さんと5年ぶりにプライベートで再会した様子を特別に撮影した動画です」とメッセージが表示された。
待ち合わせ場所で2人は5年ぶりに再会し、太川は「太川です。覚えてる？」と笑顔で問いかけると、蛭子は「覚えてますよ」とマスク越しに笑顔を覗かせた。続けて太川が「今日はバスじゃないからね、バス旅じゃなくて…」というと、蛭子は「今日はちょっと歩きました」と返答し、2人は蛭子が大好きだという『つばめグリル』へと入店。
大好きなビールを注文した太川は「ガーっとビール飲んだら思い出す？」と、出てきたビールを飲んだ。反応のない蛭子に、太川は「2人でバス旅やってる頃さ、僕が一気にビールをガーッと飲み干してたの」と語りかけるが、蛭子は「でもそんな番組出てた？」と思い出せず。太川は「一緒にやってたじゃん、10年間ぐらいやってたんだよ」「バスに乗っていろんなとこ行ったじゃん」と、やさしく問いかけ続けた。
動画中盤では、太川が台湾での撮影について「3泊4日でバス旅やったことは覚えてない？」が問いかけ、蛭子は「覚えてないといけないんだけど……」と返答。その様子に「いいんだよ忘れて」「一生懸命思い出すのもいいらしいよ」と、太川がやさしさを見せた。
動画終盤、大好物のハンバーグを噛み締める蛭子に、太川は「一瞬一瞬が幸せだったらそれでいいよ」と語りかけ、蛭子はその言葉に大きくうなずいていた。
視聴者からは「涙が止まりません。太川さんと蛭子さんの絆に感動しました」「蛭子さんと太川さんのバス旅はずっと忘れない」「やっぱり、太川さんと蛭子さんは永遠の名コンビです」など、2人の再会に感動したというコメントが多く寄せられたと、まいじつは報じた。
編集者：いまトピ編集部
