2024/5/7 18:07

『吉本興業』契約解除、21年間組んだコンビは解散

疲労

いつの頃からか、仲良し漫才コンビが増えた。「仲良し」を売りにするコンビが増えた、と言うべきか。そのひとつにはおそらく、サンドウィッチマンの成功が大きいと思われる。

正直、コンビ仲が良かろうが悪かろうが、ネタが面白ければ、こちらとしては構わない。むしろ、職場での人間関係はあくまで仕事上の付き合いで、プライベートまで仲良くなる必要はないとドライに受け流し、行事や飲み会の誘いを疎んじて、場合によっちゃ「ハラスメントだ」と拒否するような世代。これが「漫才師」という職業については、仕事以外でも仲良しであることを美徳のように捉えることに、違和感を覚えるが…。

しかしここにきて、芸人の解散が立て続けに起きた。パッと思いつくだけでも「和牛」「ゾフィー」「ANZEN漫才」「尼神インター」「ハイツ友の会」などなど。ほかにも有名無名あるが、その理由は各コンビで違うものの、多いのはやはり「不仲」だ。

仲には呆気にとられるような理由で解散するコンビもいた。それは今年2月に解散した「プラス・マイナス」。知らない人のために軽く説明すると、岩橋良昌(ツッコミ)と兼光タカシ(ボケ)によるコンビで、兼光のオール巨人やフリーザ(ドラゴンボール)など、レパートリーの広いモノマネを生かしたネタで活躍し、昨年の「第58回上方漫才大賞」では大賞を受賞している。

しかし、岩橋がXに投稿した発言の数々が問題になり、事務所からの注意を守らなかったことで、吉本興業から契約を解除される。その流れのまま、21年間組んできたコンビは解散となってしまったのだとアサ芸プラスは報じた。

漫才コンビ「突発解散」で残った「79歳までかかるローン地獄」悲哀芸人の告白 | アサ芸プラス漫才コンビ「突発解散」で残った「79歳までかかるローン地獄」悲哀芸人の告白 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部