2024/5/8 14:51

帰宅後『変わり果てた炊飯器』に「ギョッとした」「優しさの塊」

びっくり

子供は大人の真似をしたがるもの。我が子の微笑ましい失敗を見て、思わず破顔した経験がある親も多いのでは。

以前X上では、帰宅後に父が目撃した「驚きの炊飯器」に、称賛の声が寄せられているのをご存知だろうか。

今回注目したいのは、Xユーザー・金子雅也さんが投稿したポスト。

「息子が仕事から帰宅するパパのためにお米を炊いてくれていたみたいです。ありがとう」と綴られた投稿には、自宅の炊飯器が写った写真が添えられている。

そしてこちらの炊飯器、なんと米が「容量限界」までみっちり詰まっていたのだった。

米の塊…というより、もはや「インパクトの塊」な光景は見た者に多大なる衝撃を与え、件のポストは投稿から数日足らずで4,000件以上ものリポストを記録する事態に。

ポスト本文を受け、幼い子供が父を思って炊飯器を操作する姿を思い浮かべた人が多いようで、同ポストには「こんなん、涙流しながら食べちまうよ…」「優しさという名のお米があふれてる」「これは怒れないな」など、感動の声が多数寄せられていた。

また「水分入れずに炊いてしまったり、水分が足りなかった米は、ピラフやおかゆにして食べられます」「おかゆは少量の米で多くできちゃうので、ピラフを多めに作って冷凍すると良いかと思いますよ」といったアドバイスも確認できる。

そこで今回は、ポスト投稿主・金子さんに事の経緯を聞きつつ、写真に写った炊飯器を展開する「東芝ライフスタイル株式会社」に、水の量が不足した炊飯のリカバリー方法について尋ねてみることに…。

ある日、体調が優れなかった金子さんの妻がソファで休んでいたところ、当時2歳の息子から「◯◯くん(自分の名前)、ご飯炊いて来るねぇ」との宣言が。

米と水を「入れたいだけ入れる」ストロングスタイルで炊飯器をセットし、スイッチオン。米が炊けた後、母親とともに味見をしたが、残念ながら水が足りていなかったため、固くなった米を思わず吹き出してしまったという。

母親の「お水が足りなかったね」というアドバイスを受け、その後も「米櫃の米をダイレクトに投入」といった実験精神あふれるチャレンジを見せる。結果は写真にあったように失敗に終わるが、体調の悪い妻は後片付けをする余力がなかったそうだ。

パンパンになった炊飯器を発見した際の感想について、金子さんは「妻からLINEで『えらいことになっている』と報告がありましたが、蓋を開けた瞬間、想像を超える状態にビックリしました。しかも上のお米がサラサラで、下の方はねっとりして、底は少し焦げていて…。笑いながら、体調不良の妻も、一生懸命お米を入れてくれた息子も、今日1日頑張ってくれたんだなぁ…と、感じました」と振り返っている。

金子さんは我が子の行動を「パパのためにお米を炊いてくれた」と解釈して件のポストを投稿したが、実際のところは不明だという。

また、多くのユーザーが感動や共感の声を寄せた件について、「息子は特別なことをしたわけではなく、同じような行動をとられるお子さんもたくさんいると思います」「日常のこういった何気ない子育てや幼い子の言動を、失敗や苦労ではなく、私と同じように微笑ましく捉えてくれる方々がたくさんいること、たくさんのコメントを頂けたことをとても嬉しく思いました」と、子を持つ親としての思いを笑顔で語ってくれた、とSirabeeが報じている。

仕事から帰宅した夫、変わり果てた炊飯器にギョッとするが… 「優しさの塊」に称賛の嵐 – Sirabee仕事から帰宅した夫、変わり果てた炊飯器にギョッとするが… 「優しさの塊」に称賛の嵐 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部