『長寿番組』リニューアルして1カ月、視聴者離れの大誤算
4月から「サンデーモーニング」(TBS系)のメインキャスターになった膳場貴子だが、視聴者離れに喘いでいるという。
37年間、同番組の顔だった関口宏の勇退で満を辞しての膳場の登板になったが、夕刊紙記者は
「リニューアルして1カ月が経ちましたが、どの視聴者層の数字も落ちている。特に番組を支えていた75歳以上の視聴率下落が著しいんです」
と語る。
TBSではここ数年で長寿番組の打ち切りの検討を始め、今年3月で38年続いた「世界ふしぎ発見!」のレギュラー放送が終了となったが、「サンモニ」についてはリニューアルという形で存続が決定。しかし、元NHKのアイドルアナだった膳場も49歳。NHK退局後、2006年からはTBS専属契約を結んでいるフリーアナとなっているが、関口の存在感が大きかったのと同時に、新鮮味に欠けるというのも視聴者離れの原因なのかもしれないとのこと。
また、膳場のメイン起用にあたっては、
「関口さんの後釜については、2009年からTBSの『ひるおび』の総合司会を務める恵俊彰がヤル気満々だったんです」(TBS関係者)
との話があるという。
「サンモニ」の主要コメンテーターやアシスタントは、もともと関口の事務所(三桂)所属のタレント多く起用されていることから、ワタナベエンターテインメント所属の恵がメインになれば当然、キャストは総入れ替えという流れになったはずだが、
「ところが膳場は『サンモニ』のオファーがあった際、『これまでのコメンテーターの皆さんで続けていきたい』とリクエストを出していたこともあって、ほぼ変わらないキャスティングとなった。ちなみに、TBSではメイン番組に自局のアナウンサーが起用されない“悪しき伝統”があるため、アナウンス部のガス抜きの意味もあって、4月のリニューアルから同局部長職の駒田健吾アナを登板させている。ただ、これでは新鮮味がないと捉えられても仕方がありません」(前出・夕刊紙記者)
とのこと。
このままでは近いうちにテコ入れ必要になりそうだと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部